スポーツだけでなく、仕事を行う上で最大の成果を得るためにはチーム力が重要なカギになってきます。
そのチーム力を高めるための方法をラグビー日本代表とGoogleをケースに学んでいきたいと思います。
日本代表からはコミュニケーション、Googleからは心理的安定性という要素が挙げられました。
自身の関わる組織でどのようにチーム力を高めるか悩んでいる方にお勧めです。

ラグビー日本代表から学ぶチームビルディング

ラグビーワールドカップが開幕し、日本代表は優勝候補のアイルランドに歴史的勝利をおさめました。

この日本代表のスローガンは「One Team」

チームの半数は海外出身の選手で構成され、背景も様々であり、ジョセフHCと選手間にも指導方法や練習量、規律などで軋轢が生じたこともあったという。

指導陣と選手、選手間の溝を埋めるカギとなったのは、他者を理解するための学びとコミュニケーションであった。 実績のあったジョセフHCでも自身の指導法にこだわらず、日本人にあった指導法をゼロから学んだ。 さらに、選手間では合宿の空き時間に自主ミーティングを幾度も重ねてきたという。 その積み重ねにより、ワンチームが生まれ、厳しい練習を乗り越えることで世界と互角に戦えるチームが形成された。

Googleによる「効果的なチーム」を築くための要素

結果を出す効果的なチームに関しての研究をGoogleが膨大なコストを投じて行っている。 研究の結果、チームにおいて真に重要な要素は「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」であることを突き止めています。

さらに、チームの効果性に影響する因子として、下記の5つの因子を重要な順に示しています。

①心理的安全性 ②相互信頼 ③構造と明確さ ④仕事の意味 ⑤インパクト

心理的安全性を高めるためにはどうすればよいか?

興味深いのは最重要な要因として「Psycologocal Safety(心理的安全性)」が挙げられていることです。 心理的安全性は他者の目や反応を気にしたり、羞恥心を感じることなく、自然体の自分をさらけ出すことのできる環境や雰囲気を表しています。

日本人の国民性として、他人への気遣いや行間を読む、仕事への強い責任感などを持っています。 これらがプラスに働くこともありますが、他人を意識しすぎることで心理的安全性が高まりにくい環境が生まれやすいことは否めません。

したがって、組織の大小にかかわらず、心理的安全性をいかに高めるかをチームの最重要課題として全員で取り組むべきであると考えます。

では、チームの心理的安全性を高めるためにはどのような取り組みを行えばよいのでしょうか? ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー エドモンソン氏はTEDx Talks でのスピーチの中で次の3点を挙げています。 ①仕事を実行の機会ではなく学習の機会と捉える。 ②自分が間違うということを認める。 ③好奇心を形にし、積極的に質問する。

このように、スポーツでも仕事でもチームとして効果を高めるために重要な要素は「心理的安全性=風通しが良い」こと。つまり、素の自分をさらけ出すことができるか否かである。

是非、皆さんのチーム作りの参考になることを期待します。

<参考> ラグビーW杯 新たな歴史刻む 産経新聞

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