1. ホーム
  2. コラム
  3. 「考えて、触れる」理学療法へ ―谷口英一先生が語るクリニカルリーズニングと徒手療法の本質―
医療・介護

「考えて、触れる」理学療法へ ―谷口英一先生が語るクリニカルリーズニングと徒手療法の本質―

「徒手療法は、魔法ではありません。でも、“考えて触る”という行為の中に、臨床の答えがあるのです。」

XPERT primeシリーズの今回のセミナーで講師を務めたのは、谷口英一先生です。臨床推論(クリニカルリーズニング)と徒手療法を軸に、全国で教育・研修活動を展開されています。本セミナーでは、評価と治療を結びつける思考のプロセスが、症例の多様性にどう向き合うかという観点から丁寧に解説されました。

谷口先生は、最初に「臨床推論とは何か」を問いかけます。それは単なる分析スキルではなく、患者・家族・医療チームと協働しながら、「目標を共有し、方針を導くプロセス」であると定義されました。つまり、臨床推論は“賢い行動を導く思考法”であり、知識の暗記ではなく「問いを立てる力」であるということです。

  • XPERT
  • XPERT prime

XPERTに登録しませんか?

XPERTでは、臨床の最前線で活躍する専門家の
知識やノウハウを学べます