認知症では原因疾患に伴う病巣に応じた複数の認知機能障害を合併することがある.認知症に起因する認知機能障害(表1)は記憶障害,注意障害,行為障害,視空間認知障害など多岐に渡ることから,各種スクリーニングテストが用いられる.検査者は実施された認知機能評価の結果から対象者の認知機能障害を客観的に把握し,生活場面でどのような問題点に繋がる可能性があるのかを推測する必要性がある.また,認知症の重症度や疾患特性に応じた評価を組み合わせて実施することが求められる.

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