医療職が知っておくべきお金の話④ 〜キャリアアップや副業をしてお金を稼ごう〜

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清水良則 ケアーズ訪問看護リハビリステーション なし

今回は「個人で稼ぐ力をつける」という点にフォーカスをしています。前回、医療職の給料では将来安泰とはいかないということを書かせて頂きました。これからの時代、個人で稼ぐ力をつけることはとても重要です。残酷ですが、病院だって潰れます。個人で稼げるようにし、人生のリスクヘッジをしていくことが大切です。生きる力をつけるための要素は「スペシャリスト」になることです。

何故、個人で稼ぐ力が必要なのか

結論からいうと、危険だからです。

会社に依存しなければ、お金を稼げない人生では、会社に命を握られているのと同義です。

例えば、理学療法士として、雇われでしか働いてこず、自己研鑽も怠っていた人が40歳半ばでいきなり病院が潰れてしまったらどうでしょうか。

恐らく、転職は厳しいですよね。

僕が経営者だったら、「伸び代が見えない古参」よりも「若くてフレッシュな新人」の方が価値が高いと考えるでしょう。

実際には医療職の人が職に就けない、ということは考えにくいのですが、それでも希望する職場には就けない可能性は大いにああります。

とはいえ、今後AI診療などが発展していく未来の中で、「能力がない人」から削られるのは明白です。

医療機関の倒産件数も増えている

「2019年の医療機関(病院・診療所・歯科医院)の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は45件(病院8件、診療所22件、歯科医院15件)となり、2009年(52件)、2007年(48件)に次ぐ過去3番目の水準で、2010年以降の10年間では最多となった。業態別では「診療所」が2009年(27件)に次ぐ過去2番目の水準、「歯科医院」も2018年(23件)に次ぐ過去2番目の水準となった。」 帝国データバンク:医療機関の倒産動向調査 (2019 年)より引用

残念ながら、医療機関の倒産件数が増えているのも事実です。

ですので、先ほど記述した「ある日突然、病院が倒産する」ことも可能性として考える必要があります。

結局、会社に頼った生き方では、「万が一」の時に対応できなくなってしまうので「稼ぐ力」はつけていく必要がありますよね。

ここから具体的に「稼ぐ力」を掘り下げていきます。

働くと稼ぐの違い

では、具体的に稼ぐ力とはどういうことでしょうか。

「働く」と「稼ぐ」は違います。

「稼ぐ」という言葉の中に働くがあります。

つまり、働くということは「お金を稼ぐ」という一つの手段であり、働く=稼ぐではありません。

あくまでも、働いた結果に「稼ぎ」が生まれているのです。

例えば Aさんは病院で週5日勤務して働いて稼いでいる。 Bさんは病院を経営して稼いでいる。

この場合ですと Aさん=自分が動くことによりお金を貰っている。 Bさん=経営によりお金を生んでいる。

と、同じ「稼ぐ」でも「手段」は違います。

多くの人は「稼ぐ」力はない

働いて給料を貰うという状態では稼いでいることにはなりません。

稼ぐということは「あるサービスやモノを売り、お金に変えること」です。

雇われて給料を貰うという状態は、直接稼いでいるのは雇い主です。

先ほどの例ですと、 Aさんはお金を経営者から貰っている Bさんは経営しお金を生んでいる という違いがありました。

この2人ですと、どちらが稼ぐ力がありますか?

Bさんですよね。

Bさんは「自分の経営」というスキルを利用しお金を稼いでいます。

一方でAさんは、雇われて、給料としてお金を貰っています。

ではもし、「雇われなくなってしまったら」どうでしょうか。

Bさんはもともと雇われてはいないので、そんなに影響はなさそうですよね。

Aさんは雇われて給料を貰うという選択肢しかなかったので厳しくなりそうですよね。

このように、自分で稼ぐ能力を身に付けることはリスクヘッジにもなります。

スペシャリストになろう

稼ぐことはそう難しくありません。

今はITが発展し個人で稼ぎやすくなりました。

以前は会社でたくさん働いて昇給を目指そう、という考え方が王道でしたよね。

しかし、今では自分のスキルを売ってお金を稼ごう、という考え方も広まってきています。

ただ、世の中には自分より優れている人もたくさんいるので、そういった市場で稼ごうとするのは難しいです。

稼ぐにもコツがあります。

ちなみに私は、「理学療法士だけど、投資を続けてきた」という実績だけで月に数十万円の稼ぎを得ています。

なんのコネも利用せず、0から作りました。

稼ぐコツとは3つあります。

1.スペシャリストになる 2.競合が少ない部分で闘う 3.先に動く です。

▼スペシャリストになる 誰でもできる水準では誰も欲しがりませんよね。

スキルやサービスを売るには少しだけ突出している必要があります。

そういった意味で、スペシャリストになることを目指しましょう。

例えば、医療職でしたら 「特定の分野を極める」 とかでしょうか。

例えば、その分野での権威性を得て ・講師をする ・執筆をする などの「稼ぐ」手段は得られる可能性はあります。

ですので、これから稼ぎたいのであれば「突出」することを意識しましょう。

▼競合が少ない部分で闘う 個人で稼ぐには競合が少ない部分で戦いましょう。

例えば、私の職業ですと ・肩関節治療法 ・腰痛へのアプローチ などは競合が多すぎるんですよ。

その中で、同じ内容で勝負していくのは勝つのが大変そうですよね。

ですので、私は少しずらして「医療職にマネーリテラシーを伝える」という市場で戦っています。

競合が全くいないと理解されにくいけど、競合が多すぎると勝ちにくくなるので、自分が入り込めるスペースを探してください。

▼先に動く 最後のコツはとにかく早く動くことです。

自分のアイデアや、やろうとしていることは、他の誰かもやろうとしていると考えた方がいいです。

結局、先に出した方がパイオニアとなるので、有利になります。

中途半端でも構いません、とにかく早く動いて結果を出すようにしましょう。

今回は、「お金を稼ぐ」ということを書かせて頂きました。

稼がなけばならない!ということではなく、「いつでも稼げる」状態に持っていきましょう。

次回は、「お金を守る」ということを記事にしていきます。

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