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医療・介護

骨粗鬆症の予防と理学療法を再考する|坪内優太先生(大分看護科学大学)

本稿は、大分県立看護科学大学および大分大学整形外科に所属される坪内優太先生によるセミナー「骨代謝の視点から考える骨粗鬆症の予防と理学療法」の受講報告である。筆者は、臨床現場において高齢者の骨折後リハビリテーションや骨粗鬆症の管理に日常的に関わっており、骨折の予防、転倒リスク管理、栄養・薬剤への理解が必須となっている。本セミナーは、骨代謝の基礎から治療的戦略に至るまで、臨床と研究の架け橋となる内容が網羅されており、学術的にも実践的にも極めて価値の高いものであった。

講義では、骨代謝の構造的理解から、原発性・続発性骨粗鬆症の分類、さらには骨密度だけでなく骨質や骨構造への介入を意識した運動療法の構築まで、多岐にわたる論点が提示された。本コラムでは、配布資料および講義内容をもとに、得られた学びと臨床的示唆を整理し、日常臨床に直結するかたちで記述する。

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