1. ホーム
  2. コラム
  3. 肩関節周囲炎の "病態" を包括的に捉える視点
医療・介護

肩関節周囲炎の "病態" を包括的に捉える視点

肩関節周囲炎(いわゆる凍結肩)は、「明らかな外傷や既知の肩疾患がないにもかかわらず、肩関節の自動・他動可動域に著しい制限をきたす疾患」と定義されており(Zuckerman JD et al., 2011)、その臨床像は一様ではありません。疼痛と可動域制限を主訴に受診する患者は多いものの、その背景には滑液包炎、関節包の線維化、筋・腱・神経の機能異常など、複合的な病態が存在していることが少なくありません。
こうした複雑な病態を前にしたとき、「どの段階で」「何を見極め」「どのように介入すべきか」という判断には、病期分類や構造的理解を踏まえた“視点の切り替え”が求められます。
本セミナーでは、肩関節周囲炎に対する理解を深め、理学療法士として臨床判断力を高めるための基盤を提供すべく、以下の5つのトピックを軸に、評価・治療の考え方を整理します。

XPERTに登録しませんか?

XPERTでは、臨床の最前線で活躍する専門家の
知識やノウハウを学べます