第5回目となる本コラムではTKAのアウトカムについて紹介していきます。
TKAでは、痛みや膝関節機能、身体機能など、様々なアウトカムがありますが、その中でもメインとなるのが「疾患特異的尺度」です。
疾患特異的尺度とは、膝関節機能や身体機能、痛み、日常生活動作などを包括的に評価する尺度で、対象者自身がどのように感じているか?を自記式で報告してもらう尺度になります。
いわゆる、対象者の主観に基づく患者立脚型評価(Patient Reported Outcome Measures:PROMs)と呼ばれるものです。
以前は医療者による客観的評価が中心でしたが、近年では対象者の主観が重要視されるようになり、さまざまなPROMsが使用されるようになりました。
そのなかでも、本コラムでは、TKA前後に推奨されている膝・身体機能に関するPROMsを取り上げていきます。
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