1から始める研究〜ロジスティック回帰分析でも用いられる「最尤法」とは〜

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小島 一範 岡山医療専門職大学 助教

このコラムシリーズでは研究における統計を紹介してきました。
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このロジスティック回帰分析では、例えば「勉強時間」や「数学の点数」などの影響度合いを調べるために、式を作り最適化させる作業が行われています。
しかしながら、その「最適化」がどのように行われているかが分からないまま、出てきた結果の数値だけを信じて読み取って判断している人も多いのではないかと思います。
ただ、それでは少し危険な面もありますし、実施している人もモヤッとしているところではあると思います。
逆にこの最適化の過程がどのようにして行われているのかが分かると、分析方法の妥当性や結果の解釈により深みが出ると出ることと思います。
今回は、ロジスティック回帰分析を行う際の回帰式を決めるための最適化の方法の一つとしてよく使われている「最尤法(さいゆうほう)」について取り上げたいと思います。

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