文部科学省が公立の小中学校の教員に対して行った調査では「通常の学級に在籍する児童における学習面又は行動面での困難は、全体の6.5%に生じている」と報告している1)。
小児領域での作業療法では、学童期の主要な社会参加の場面である学校や家庭において、こどもや養育者が抱える困難に対し様々な場面で介入が行われている。
本コラムでは、小児領域における作業療法士の活動の中でも、特に学童期とその前段階の幼児期における介入場面について、「医療機関」「児童発達支援センター」「放課後等デイサービス」の3つの活動について述べる。
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