【理学療法士・作業療法士】それぞれの国家試験について~難易度や勉強方法~

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高齢化が進む中で理学療法士と作業療法士の需要は増えており、資格取得を目指す方は、今後増えることが予想されます。どちらも国家試験を受けて合格することが必要です。本記事では、理学療法士・作業療法士を受験する方法や出題される問題、勉強方法などについて紹介します。

理学療法士国家資格の取得方法

理学療法士の資格を取得するには、毎年2月に行われる国家試験に合格しなければなりません。受験するためには資格が必要であり、養成校で規定のカリキュラムを修めて卒業している、もしくは卒業見込みであることが条件です。養成校には4年制大学、短期大学(3年制)、専門学校(3年制、4年制)、視覚障害者が対象の特別支援学校があります。

理学療法士国家資格の難易度 理学療法士の国家試験は難易度が低めの傾向があります。ここ数年の合格率は80〜90%前後と、高い数値を出しています。令和3年度の受験者総数は11,946人で、そのうち合格者数は9,434人です。前年の86%からやや下がってはいるものの、79%と高い合格率をキープしています。

養成校で学ぶ内容をしっかりと身につけておけば、十分に合格できる難易度といえるでしょう。

理学療法士国家資格の問題内容

理学療法士の国家試験は一般問題と実地問題の2種類があり、一般問題は解剖学や生理学、運動学など養成校の授業で学習する内容が100問、択一形式で出題されます。実地問題で問われるのは、運動学や臨床心理学など、授業に加えて実習で学んだ内容です。一般問題と異なり、事例・症例から問われます。

また、重度の視力障害者に対しては、筆記試験の実地問題に代えて口述試験と実技試験が行われます。

理学療法士国家資格の勉強方法

理学療法士の国家試験に合格するには、まず養成校で学ぶ内容をしっかり復習しなければなりません。また、過去の問題を解くことも必要です。過去の問題の解き方を抑えておくことで試験の傾向がわかるだけでなく、試験の形式に慣れるというメリットもあります。

過去の問題は一度解くだけでなく、間違えたところを何度も復習することが大切です。

作業療法士国家資格の取得方法

作業療法士の国家試験も、理学療法士と同じく毎年2月に行われます。受験するには大学や専門学校など、指定の養成校で3年以上必要な知識や技能を修得することが必要です。

期間は3年または4年ですが、卒業までに修得する知識や技術はどこも変わりありません。養成校では医学的な基礎知識や作業療法に必要な知識とスキルを学び、現場で実習を受けます。

作業療法士国家資格の難易度

作業療法士の難易度も、理学療法士と同様に低い傾向があります。合格率はここ数年で70〜80%前後を推移しており、令和3年度は受験者数5,549人のうち合格者は4,510人、81.3%の合格率でした。前年の87.3%からやや下がってはいるものの、依然として高い合格率を保っています。

合格率が高いのは作業療法士の試験が簡単だからというわけではありません。理学療法士と同じく養成校で学習するという受験資格により、受験者が厳選されていることが理由です。

作業療法士国家資格の問題内容

作業療法士の国家試験では、筆記試験に一般問題と実地問題があるというところは理学療法士と同じです。問題形式が、一般問題が択一形式、実地問題が事例・症例から問われる点も変わりありません。問題内容は、医療の基礎分野は共通していますが、専門分野の内容が異なります。

また、重度の視力障害者には実地問題の代わりに口述試験と実技試験が実施されるというのも理学療法士と同様です。

作業療法士国家資格の勉強方法

作業療法士の国家試験をクリアするには、まず養成校で学んだことを身につけること、過去問を演習することです。過去問を繰り返し解くことで出題形式に慣れます。また、例年似たような問題が出題されることが多いため、間違えた問題を克服していくことで得点を上げることが可能です。

同じ養成校で作業療法士を目指す仲間を作り、一緒に取り組んでいくこともモチベーションの向上につながるでしょう。

国家資格の取得は養成校の卒業が必須

理学療法士と作業療法士は国家資格で、養成校を卒業することが受験の条件です。3年または4年間、学習を行い、1年に1度行われる国家試験を受験します。合格率は高く、授業の内容をしっかり勉強していれば十分合格も期待できるでしょう。将来、自分がどのような仕事に就きたいかということも考えながら、資格取得を目指してください。

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