私が繰り返し手に取る本の一つに、「超」入門 失敗の本質（鈴木博毅氏著）があります。第二次世界大戦における日本の敗戦理由を、作戦や組織による戦い方の視点から解説した1984年刊行の書籍「失敗の本質」が描く組織論のエッセンスを、ビジネスコンサルタントである鈴木氏がわかりやすくまとめています。今回のコラムでは、「日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ」を副題とする本書から、私がユーススポーツについて考えた事を紹介したいと思います。
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この記事の執筆者
中山佑介
BOC-ATC
日本の大学を卒業後に渡米、10年強のアメリカ生活で6つの州を渡り歩いて経験を積み、ミシガンステイト大学でPh.Dを修めた後、NBA Cleveland Cavaliersで5年間仕事に従事した末に帰国。現在は滋賀県草津市を拠点に、パーソナルトレーニング・セミナー講師業・コンサルを中心に事業を展開中。勝利至上主義ではなくスポーツを通して人生を豊かにするLong Term Athlete Developmentのコンセプトを紹介する活動にも力を入れている。