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  3. 私の治療観|⑤私の臨床について

私にとっての臨床とは、手技療法によって機能障害を回復へと導きつつ、クライアントが自分の心と身体について「学習する機会」を作ることであり、学習を通して主体性の回復を目的とするものと捉えています。
臨床において、クライアントが自分への理解が深まると自信と安心を得て、主体性が高くなります。また、慢性機能障害が回復していくプロセスとは、クライアントが主体性を回復していくための、自己学習を支援するプロセスです。

したがって、自己学習するには患者にとってわかりやすいほうがよく、そのわかりやすいというのは、発症部位かそれに近接する部位であることが多いと感じています。

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