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パーキンソン病の臨床症状について(3) –姿勢反射障害

パーキンソン病には四徴候を中心とする運動性症状のほか,非運動性症状など多様な症状を呈し,その結果,活動性や生活の質の低下を招くことが多い.本稿では,パーキンソン病の示す四徴候のひとつである姿勢反射障害の詳細について紹介する.パーキンソン病は,黒質のドーパミン神経細胞の変性を主体とする進行性変性疾患である.その四大徴候として,1)筋強剛,2)無動・寡動,3)姿勢反射障害,4)安静時振戦が特徴とされる.以下に,四徴候のうち3)姿勢反射障害について紹介する.

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