セミナー概要

開催日程

• 日時： 2026/01/22 (木) 20:00 - 21:30

  開催場所： オンライン 講師： 浅野大喜

  脳性麻痺（cerebral palsy: CP）は周産期の脳損傷よって生じる中枢神経麻痺の総称であり，CPの運動障害の多くは痙縮を主体とする痙直型CPである．運動障害が現れる身体部位によって片麻痺，両麻痺，四肢麻痺に分類される．脳性麻痺に対する介入は，過去の神経促通手技などのアプローチから現在はシステム理論を基にした課題指向型アプローチへと変化している．これは過去の姿勢アライメントの異常や痙縮による異常な動きを抑制し修正する介入から，積極的に動くことで姿勢保持能力や四肢の運動制御を学習，向上させていく介入への転換である．この背景には，脳性麻痺研究による脳性麻痺の病態の解明と介入研究の発展がある．
  
  本セミナーでは，生まれつき運動障害のある子どもに対し，定型発達者にとっての正常な姿勢や運動様式にこだわることなく，環境に適応し動くことを目指す介入の考え方とその根拠について説明する．また，脳性麻痺の介入研究から得られた知見が，成人の脳卒中患者の運動麻痺への介入にも応用できる可能性があり，成人脳卒中患者に携わるセラピストの皆様にとっても有益な情報となることを期待している．
  
  【コンテンツ】
  脳性麻痺の定義とタイプの理解
  脳性麻痺の病態・特徴
  ICFをもとにしたアプローチへの変換
  脳性麻痺の運動障害の捉え方
  脳性麻痺への歩行に対する介入
  脳性麻痺の上肢に対する介入
  ゲームを活用した介入の効果
  
  
  ◾️講師
  浅野 大喜 先生（日本バプテスト病院リハビリテーション科）
  
  
  ◾️日時
  2026年1月22日（木）20：00〜21：30
  
  
  ◾️参加費
  一般会員さま：1,980円
  Prime会員さま：無料
  
  ◾️配信方法
  Zoomにて配信いたします
  
  
  ◾️備考
  ・1月19日以降にキャンセルされる場合はキャンセル料100％が発生しますのでご注意ください
  ・配布資料は各回の開催3日前にアップいたしますので、セミナーページ下部のダウンロードリンクからダウンロードください
  ・開催後2週間ご視聴いただける見逃し配信を予定しています
  ・見逃し配信の視聴はXPERTの「トップページ」もしくはマイページの「見逃し配信」から可能となります
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