歩行分析では、身体の左右差や関節角度など、外から見える動きに注目しがちです。
しかし、観察された動きの意味を理解するためには、歩行中に身体へ加わる力と、
それに対して足部の骨や関節がどのように動いているのかを考える必要があります。
足部は、多数の骨と関節から構成され、歩行中には柔軟に衝撃を吸収する機能と、
身体を前方へ進めるための安定した推進機能に切り替えています。
一方で、これらの動きは外から観察するだけでは捉えにくく、
歩行分析を難しくしている要因の一つです。
本セミナーでは、3Dアニメーションや図解を用いて、
歩行周期、ロッカーファンクション、床反力、足圧中心、
関節モーメントといった歩行分析の基礎を整理します。
さらに、距腿関節、距骨下関節、横足根関節、MTP関節などが
歩行中にどのように連動しているのかを可視化し、
足部の動きを単なる回内・回外だけで判断しないための考え方を解説します。
歩行の見た目を分類するだけではなく、
「なぜその動きが起きているのか」
「その動きにはどのような役割があるのか」を考え、
臨床評価へつなげるための基礎を学びます。
主な内容
・歩行分析を行う目的
・歩行周期と各相における身体の役割
・ヒールロッカー、アンクルロッカー、フォアフットロッカー
・床反力、足圧中心、関節モーメントの基本
・歩行中における足部の回内・回外
・距骨下関節、横足根関節、足関節の連動
・ウインドラス機構とリバースウインドラス機構
・観察した歩行所見を臨床評価へつなげる方法
受講後にできるようになること
・歩行周期ごとの足部の役割を説明できる
・3つのロッカーファンクションを歩行場面と結びつけて理解できる
・床反力や足圧中心が身体の動きに与える影響を説明できる
・歩行中に足部の骨や関節で起きている動きをイメージできる
・回内・回外を、動きの大きさだけでなくタイミングや役割から考えられる
・歩行所見から、追加して確認すべき評価項目を考えられる
開催日程
日時: 2026/09/03 (木) 20:00 - 21:30
開催場所: オンライン 参加費: ¥3,300 講師: PTタイガー
日時: 2026/10/08 (木) 20:00 - 21:30
開催場所: オンライン 参加費: ¥3,300 講師: PTタイガー
概要
扁平足は、単に内側縦アーチが低下した状態ではありません。
距骨下関節の回内、前足部の外転など、
複数の骨や関節の位置関係が変化した状態として捉える必要があります。
また、立位で見られる足部形態と、歩行中に起きている動きは必ずしも一致しません。
静止した状態では扁平足に見えても歩行機能が保たれている場合や、
形態的な変化が小さくても歩行中に特定の組織へ負荷が集中している場合があります。
本セミナーでは、3Dアニメーションを用いて、
扁平足や進行性扁平足変形で生じる骨・関節の変化を可視化します。
そのうえで、初期接地から立脚後期にかけて、
足部の回内やアーチの変化が歩行へどのように影響するのかを解説します。
「回内しているから悪い」と判断するのではなく、
回内が起きるタイミング、そこから足部を安定させられるか、
推進期に十分なスプリング機能を発揮できているかという視点から歩行を分析します。
さらに、足関節背屈可動域、後脛骨筋、足部内在筋、下腿や膝関節との関係を整理し、
歩行所見を運動療法、シューズ、インソールなどの介入へつなげる方法を考えます。
主な内容
・扁平足と進行性扁平足変形の基本的な病態
・後足部外がえし、前足部外転、内側縦アーチ低下の関係
・立位で見られる足部形態と歩行中の動きの違い
・歩行中における回内の役割とタイミング
・足部が回内位から回外方向へ移行する仕組み
・推進期に足部のスプリング機能を発揮できない場合の影響
・足関節背屈制限と代償的な足部運動
・後脛骨筋、腓骨筋、足部内在筋の役割
・扁平足と下腿・膝関節運動の関係
・歩行所見から運動療法、シューズ、インソールを選択する考え方
受講後にできるようになること
・扁平足を内側縦アーチの高さだけでなく、三次元的な変形として説明できる
・静止立位の評価と歩行中の評価を分けて考えられる
・歩行中の回内を、量・タイミング・持続時間から評価できる
・扁平足によって負荷が集中しやすい関節や組織を推測できる
・歩行所見から、足関節背屈可動域や筋機能などの追加評価を選択できる
・症例に応じて、運動療法、シューズ、インソールの目的を整理できる日時: 2026/11/12 (木) 20:00 - 21:30
開催場所: オンライン 参加費: ¥3,300 講師: PTタイガー
概要
外反母趾は、単に母趾が外側へ曲がった変形として捉えられがちですが、
実際には第1列、母趾MTP関節、種子骨、前足部、後足部などが関係する複雑な病態です。
また、変形の大きさと痛みや歩行機能は、必ずしも一致しません。
外反母趾角が大きくても症状が少ない人がいる一方で、
変形が軽度でも母趾で十分に荷重できず、
前足部痛や歩行能力の低下につながっている場合があります。
本セミナーでは、3Dアニメーションを用いて、外反母趾で生じる骨・関節の位置関係や、
歩行中の母趾MTP関節、第1列、種子骨の動きを可視化します。
さらに、足圧中心が踵から前足部、母趾へ移動する過程を整理し、
母趾が歩行中の支持と推進にどのような役割を担っているのかを解説します。
母趾背屈可動域だけではなく、荷重位で母趾を使えているか、第1列が適切に機能しているか、
足部全体が推進に必要な機能を獲得できているかという視点から歩行を分析します。
歩行所見から、母趾MTP関節、足部内在筋、足関節背屈、シューズの適合など、
必要な評価を選択し、運動療法や靴・インソールによる介入へつなげる方法を学びます。
主な内容
・外反母趾の基本的な病態と三次元的な変形
・第1中足骨、母趾MTP関節、種子骨の位置関係
・歩行中における第1列と母趾の役割
・足圧中心が母趾方向へ移動する仕組み
・母趾MTP関節背屈とウインドラス機構
・フリーモーメントとアブダクトリーツイスト
・母趾で荷重できない場合に生じる歩行の変化
・外反母趾角と痛み・歩行機能が一致しない理由
・足部内在筋、足関節背屈、シューズとの関係
・運動療法、シューズ、インソールへつなげる評価の考え方
受講後にできるようになること
・外反母趾を母趾だけの問題ではなく、足部全体の変形として説明できる
・歩行中における第1列と母趾の役割を説明できる
・母趾MTP関節背屈とウインドラス機構を歩行と結びつけて理解できる
・母趾で荷重できない場合に生じる代償的な歩行を推測できる
・変形の大きさだけでなく、症状や歩行機能を含めて評価できる
・歩行所見から、母趾機能、足部内在筋、足関節背屈、シューズ適合などの追加評価を選択できる
・症例に応じて、運動療法、シューズ、インソールの目的を整理できる
こんな人におすすめ
留意事項
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講師プロフィール
足部を専門とする理学療法士。総合病院に勤務後、独立。2019年より各種SNSにてPTタイガーとしての活動を開始。「複雑で難しい足部をわかりやすく伝える」をモットーにした足部バイオメカニクスを中心とした図解・動画投稿が人気を博す。 SNS合計フォロワー数6万人超。著書『ビジュアルで学ぶ足部講座シリーズ』は累計販売部数3000部を突破。全国の理学療法士・整形外科医・柔道整復師・鍼灸師・アスレティックトレーナー等から絶賛の声が寄せられている。
過去のセミナーへのレビュー
小森教貴
山本薫
フットケア看護師です。百円玉の話・靴底すり減りの話・靴はここを見よ!私でもできること、多数学ぶ...
池上直樹
時間の都合上最初の方しか見れていません。アーカイブはどこから見れるでしょうか?URLを送ってく...
爲房佑輔
資料も大変分かりやすく、有意義なセミナーとなりました。 さっそく現場で活かします!...
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靴と中敷きの重要性がよくわかりました。 ありがとうございました。