森永康平
医師

 眼の前にある患者さんを観察し、対話しながら情報を収集することは、医療者の職務の土台ともいえる重要な行程といえますが、これまでの教育カリキュラムでは焦点をあててトレーニングする機会がありませんでした。  昨今注目されている“対話型鑑賞”を活用し、絵を囲みながら、皆で対話し、各自の観察眼、言語化能力を見直し、アップデートする時間になればと願っています。