■ 当日のプログラム
(1) 運動失調とはどのような症状か:小脳系・深部感覚系・前庭系の関与
定義から入り、どの系の障害でも失調が生じうる前提を共有します。
(2) 脊髄小脳変性症の基礎知識:分類・遺伝性と孤発性・薬物療法の位置づけ
病態と治療全体の中で、理学療法が担う範囲を明確にします。
(3) ガイドラインからみた理学療法:推奨グレードとエビデンスレベル
何がどの程度示されているのかを、根拠を示しながら整理します。
(4) 評価指標の使い分け:SARA・ICARS・mRSと重症度分類
重症度ごとに介入の重心をどこへ移すかを判断できるようにします。
(5) 姿勢異常の評価:足関節・股関節・ステッピング・HAT戦略
反応的な戦略に加え、動く前の戦略から予測を立てる視点を扱います。
(6) 体幹-骨盤帯-肩甲帯の評価:アライメント・重心の偏り・姿勢緊張・運動パターン
臥位・座位・立位で、どこが動きどこが動かないかを読み解きます。
(7) 骨盤運動の再学習:端坐位での前後傾・側方傾斜と学習効果
骨盤の運動が姿勢緊張・支持面・立ち直りへ波及する流れを追います。
(8) 動作分析と介入:立ち上がり・着座動作の運動学と筋活動
後方に重心が残る場面で、補償を減らす介入を実演で確認します。
(9) 小脳の機能と運動学習:内部モデル・予測的姿勢調節・体性感覚入力
どの感覚をどこへどの強さで入れるかを、機序から選べるようにします。
(10) 自主トレーニングと生活指導:垂直軸の再学習と転倒への配慮
視覚に頼らず背面の体性感覚を手がかりにする練習を紹介します。
■ 受講者の声
(PT・4年目/満足度10/10)
実際の患者の動画や写真を交えながら意識するべきアプローチ法など丁寧に解説されており、臨床に即座に生かせるような講義だった。
(PT・29年目/満足度10/10)
バランス運動を行っていく中で、体幹の分離的な動きや体幹を安定した上での四肢の動かし方などが具体的に学べてよかったです。
開催日程
日時: 2026/11/07 (土) 09:00 - 12:00
開催場所: オンライン 講師: 北山哲也先生
こんな人におすすめ
留意事項
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講師プロフィール
【執筆図書など】 ・活動分析アプローチ:「失調症」青海社,2011年4月 共著 ・重度障害者への活動分析アプローチ上巻: ・「起き上がり動作」「立位へのチャレンジ」青海社,2013年5月 共著 ・ボバースジャーナル:「Task Analysis」2016年6月 ・PTジャーナル:「日常生活動作における姿勢制御のアセスメント」医学書院,2018年3月号 ・極める脳卒中の理学療法:「ラクナ梗塞における理学療法のポイント」文光,2018年11月 共著
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