<慢性腎臓病>
わが国の慢性腎臓病者は約1,480万人と推計されており、約35万人が慢性透析療法を受けています(それぞれ2015年と2020年の統計)。2022年4月には「透析時運動指導等加算」が認められ、慢性腎臓病者に対する運動(運動療法)はますます注目を集めています。慢性腎臓病者の運動は長らく推奨されてこなかった歴史的経緯もあり、運動生理学との関係を含めて学習する機会は多くありませんでした。本講義では、保存期の慢性腎臓病から末期腎不全(慢性透析療法)までの病期別に考慮すべき点について触れながら、トレーニング戦略を考えたいと思います。
開催日程
日時: 2025/03/06 (木) 19:00 - 20:15
開催場所: オンライン 講師: 忽那俊樹
日時: 2025/03/13 (木) 19:00 - 20:15
開催場所: オンライン 講師: 日下さと美
<高齢心不全>
高齢の心不全療養者(患者)は、低体力や虚弱の状態にあることが多く、さらに複数の合併症を抱えているという特徴があります。このような状況において、患者のQOL(生活の質)や日常生活能力を高めるためには、酸素摂取量を安定的に確保し、その維持・向上を目指すことが重要です。そのためには、まず加齢に伴う心臓機能の変化や心不全が引き起こす心拍数変化の特徴を理解する必要があります。これらを理解した上で、酸素摂取量の維持・向上を目指す介入において、セラピストとしてどのような生理的な変化を期待し、支援が可能であるかを考えてみたいと思います。日時: 2025/03/21 (金) 19:00 - 20:15
開催場所: オンライン 講師: 一條幹史
<急性・慢性呼吸不全>
呼吸リハビリテーションは、呼吸困難、運動耐容能、不安や抑うつを改善、健康関連QOLや健康状態を向上させ、入院を予防するエビデンスの確立された治療介入です。呼吸リハビリテーションの中心的構成要素は運動療法であり、呼吸不全患者に対する運動(療法)は標準治療の一部として認識されつつあります。一方で、臨床において呼吸困難感や低酸素血症などの症状を有する呼吸不全患者への適切な運動(療法)の提供は一筋縄ではいかないのが実情ではないでしょうか。本講義では、呼吸不全患者を理解し呼吸不全患者へ適切な運動(療法)を提供するために理解すべき呼吸のメカニズム・呼吸と運動の関係を基礎から復習していきたいと思います。
こんな人におすすめ
留意事項
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講師プロフィール
腎臓病のリハビリテーションのスペシャリストとして、講演活動、教育・研究など多岐でご活躍中です。
心不全のリハビリテーションのスペシャリストとして、講演活動、教育・研究など多岐でご活躍中です。
呼吸不全のリハビリテーションのスペシャリストとして、臨床、教育、研究など多岐でご活躍中です。
過去のセミナーへのレビュー
北野裕子
須藤優平
しびれに対する最新の知見を知る事ができ、とても勉強になりました。ケーススタディもあり、しびれ同...
谷 大介
痺れ感,アロディニアについての理解が不十分でしたが、今回のセミナーでだいぶ整理できました。 ま...
荻原 悠太
細かい触診・ストレッチ・運動療法など順を追って学べたのがよかったです
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