【リハビリにおいて目指す歩行のゴールはどこにすべきでしょうか?】
身体機能が改善するにつれて、「歩くことができる」だけではなかなか満足できないようになるのは当然のことです。
したいことができる、行きたいところに行けることが望ましいのは言うまでもありません。
安全に歩くために、そして足場の悪い環境や状況に合わせて歩くために、様々なバリエーションへの対応力が求められます。
そこで重要になるのが、足部戦略です。
足部をどう使えるようにしていけば良いのか、一緒に考えていただきたいと思います。
今回は段差を越える歩行や、跨ぎ動作、階段昇降、芝の上の歩行など、様々なバリエーションを想定した応用歩行について解説します。
具体的にVTR等を通した症例検討を中心に進めていきます。
応用歩行を獲得するために、何を練習すれば良いのか、どこに気を付ければ良いのかを教えてくれる機会はあまりないと思います。
この機会をぜひ皆様の臨床に生かしていただければ幸いです。
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■講義内容予定
◇総論
・脳卒中の屋外歩行の難しさ
・効率の良い片脚立位とは?
・APA’sを発揮するために
◇階段昇降
・降段動作の分析をしよう
・降段動作の特徴を片脚立位との違いから考えよう
・段差昇降の分析をしよう
・降段動作で問題になりがちなことは?
・降段動作における足関節制御の重要性を理解しよう
◇症例検討
・症例1 SCD
・症例2 CVA
◇跨ぎ動作
・跨ぎ動作の分析をしよう
・評価:麻痺側から跨ぐ
・評価:非麻痺側から跨ぐ
◇効率の良い歩行練習と評価
・Sit to walkとは何か?
・Sit to walkを意識した介入をする
・立脚後期の股関節伸展を得るために必要な動きは?
・立脚後期の評価をしよう
・Back step練習の効果
・転倒者と非転倒者、高齢者のバランス制御を考える
・Step Testの紹介
開催日程
日時: 2024/11/16 (土) 09:00 - 12:00
開催場所: オンライン 講師: 北山 哲也 先生
こんな人におすすめ
留意事項
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講師プロフィール
【主な経歴】 1997年4月~2020年3月 山梨温泉病院(現:山梨リハビリテーション病院)リハビリテーション部 理学療法課 課長 2020年3月 山梨大学大学院 医工農学総合教育部修士課程生命医科学専攻 卒業 2020年4月 甲斐リハビリテーションクリニック 副院長
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