セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2024/10/12 (土) 09:00 - 12:00

    開催場所: オンライン 講師: 北山 哲也 先生

    【セラピストは痙縮に対してできることはあるのか?】

    痙縮は以下のように定義されています。

    「腱反射亢進を伴った緊張性伸張反射の速度依存性増加を特徴とする運動障害で、伸張反射の亢進の結果生じる上位運動ニューロン症候群の一徴候」

    これだと難しいので、伸張反射の病的亢進と考えると分かりやすいと思います。

    急性期で運動量が増えてくると、徐々に痙縮が目立つようになってきます。

    回復期では、痙縮がさらに顕著になってきます。

    生活期では痙縮に加え、固縮や筋力低下、筋萎縮なども加わり複雑化します。

    急性期や回復期から、生活期においてどのようなADLが問題になってくるのが想像し、対処法を準備しておくことは大切です。

    痙縮に対してほとんどのセラピストは同じような悩みを抱えていることが分かりました。

    ・拘縮を起こさせないようにするにはどうすれば?
    ・筋緊張が強くなってしまうのはなぜ?
    ・筋力トレーニングは行っても良い?
    ・ストレッチは意味があるのか?
    ・痙縮を増強させないためには、どうしたら?

    皆さんも上記のようなことで困っていないでしょうか?

    ぜひこのセミナーで、疑問を解消していただければと思います。

    今回のセミナーでは、痙縮について論文やデータから得られた知見、臨床経験をもとに解釈や実際の症例検討、明日からの臨床が変わるように大切な考え方をお伝えします。

    皆様のために、たくさんヒントになることを用意していますので、日々の臨床で役立ててくだされば幸いです。

    -------

    ■講義内容

    ・筋の長さ、張力の関係
    ・筋緊張の要素
    ・運動に必要な筋の3要素
    ・被動性検査、安静時筋緊張の評価
    ・筋緊張評価スケール(Modified Ashworth Scale:MAS)
    ・SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)
    ・主観的情報を整理する方法
    ・筋緊張の制御
    ・痙縮の治療戦略
    ・痙縮に対する考え方
    ・Spastic movement disorderの要因
    ・臨床における上肢・手の問題機序
    ・Hands on から Hands offへ
    ・【症例供覧】片麻痺上肢の筋緊張亢進例(骨盤帯・股関節周囲の低緊張)の立位における評価
    ・【症例供覧】ボツリヌス療法+運動療法
    ・【症例供覧】rTMS+運動療法
    ・【症例供覧】自主トレーニング指導

    など多数

こんな人におすすめ

留意事項

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講師プロフィール

【主な経歴】 1997年4月~2020年3月 山梨温泉病院(現:山梨リハビリテーション病院)リハビリテーション部 理学療法課 課長 2020年3月 山梨大学大学院 医工農学総合教育部修士課程生命医科学専攻 卒業 2020年4月 甲斐リハビリテーションクリニック 副院長 【執筆図書など】 ・極める脳卒中の理学療法:「ラクナ梗塞における理学療法のポイント」文光,2018年11月 共著

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