【嚥下はもっと改善できる!】
嚥下障害にどう向き合えば良いのか悩んでおられないでしょうか?
私達にできることは少ないと感じていないでしょうか?
その理由の一つは、嚥下障害は嚥下機能の問題だと考えてしまっているからではないかと思います。
【嚥下障害は嚥下機能だけが原因と考えていると、改善が限定されてしまう】
嚥下障害の原因は多岐にわたります。
嚥下障害のリハビリテーションは、球麻痺や仮性球麻痺の他、呼吸、姿勢、上肢機能、栄養、食物など様々な要因について考える必要があります。
また、嚥下障害を咽頭や喉頭などの局所性嚥下機能障害と捉えるのではなく、全身の機能の一部として評価・介入することが重要になります。
また、高齢者の嚥下障害では、フレイル・サルコペニアなどの骨格筋機能障害と神経学的な異常が合併しているという視点を持つことも大切です。
この場合、低栄養に伴う骨格筋機能障害と疾患特有の姿勢調節障害により嚥下障害が発生します。
このように原因が多岐にわたるため、多職種連携し、それぞれの役割を果たすことが重要になってきます。
講師の内田先生は嚥下障害のリハビリテーションについて、分かりやすく、丁寧に教えてくださいますので、知識が不十分だと感じていたとしても、安心してご参加ください。
皆様が今回のセミナーを通して、全身機能、シーティング、介助方法など、アプローチできることが、まだまだあるんだと気づいていただきたいと思っています。
「自分にもできることはたくさんあるんだ」
「今度試してみよう」
そう思っていただければ大変嬉しいです。
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■講義内容予定
◇正常嚥下のメカニズム
・喉頭拳上と喉頭蓋閉鎖のメカニズム
・嚥下に関与する筋活動
・嚥下のステージ
・健常者の嚥下パターンとの比較
・飲み込むまでの舌の運動
・水と固形食物での嚥下の相違
・発達と摂食操作
◇身体運動と嚥下の関係性
・嚥下に関わる脊柱の機能
・全身機能が嚥下に及ぼす影響
・加齢に伴う嚥下機能障害
・加齢と喉頭の位置
・嚥下反射の加齢変化
◇オーラルフレイル
・オーラルフレイルのチェック
・生存率との関係
◇臨床で使える嚥下機能評価
・舌
・呼吸
・顎舌骨筋
・喉頭の位置
・嚥下試験
・嚥下音
・姿勢
◇アプローチ
・嚥下の代償法
・姿勢
・筋力トレーニング
開催日程
日時: 2024/09/14 (土) 14:00 - 17:00
開催場所: オンライン 講師: 内田 学 先生
こんな人におすすめ
留意事項
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講師プロフィール
【略歴】 平成 8年 大分リハビリテーション専門学校卒業 平成 8年 医療法人愛心会大隅鹿屋病院 平成18年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻運動動作学領域博士前期課程修了 平成21年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻運動動作学領域博士後期課程修了 平成19年 健康科学大学健康科学部理学療法学科講師 平成24年 東京医療学院大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻准教授
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