【セラピストのための運動機能評価としての画像読影】
セラピストが必要とする画像情報は、医師とは全く違いますが、その違いを意識されたことはあるでしょうか?
例えば骨折時では、どの軟部組織が損傷されているのか、運動にどのような影響が出るかを画像から読み取り、対策する必要があります。
具体的には、下記の問題点を読み解き、リスク管理を行った上で運動療法を実施できるかどうかの知識・技術が問われます。
安全かつ効率的、効果的にリハビリテーションを実施していく上で、画像読影のスキルは必須となります。
セラピストに必要な画像読影について、セラピスト視点から多くの疾患を対象にした実践的な内容を学び、明日からの臨床にご活用下さい!
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講義内容)
■画像の基礎知識
・医師とセラピストの読影の違い
・セラピストに必要な読影とは?
・X-P、CT、MRIの特徴と理解するためのポイント
・MRIとCTの違い
・T1、T2強調画像の違い
■画像の読影(疾患別)
◇頸椎疾患
・鉤状突起や上関節突起の変形に伴う神経根と脈管の圧迫(椎間孔狭小化)
・頸椎椎間孔狭小化
・環椎後頭関節の可動性を評価する
・頚椎脊柱管の狭搾を評価する
・有効脊柱管前後径(後縦靭帯骨化症)
・頸椎症性脊髄症の動的脊髄圧迫因子を評価
◇腰椎疾患
・腰椎椎間孔狭小化
・椎間板変性〜Modic分類(MRI)~
・TypeⅡへの移行を待ってから攻める
・TypeⅠでの自由神経終末の増生をいかに抑えられるかがポイント
・腰椎辷り症のリスクファクター〜椎間関節の形態〜
・ストッパーとしての腸腰靭帯と第5腰椎横突起
・椎間板ヘルニア〜自然退縮が期待できるヘルニア〜
・膨隆型は退縮しにくく、遊離型は退縮しやすい
・脊柱管占拠率が50%を超える巨大ヘルニア
・T2強調画像で高信号に写るヘルニア
・椎間板ヘルニア〜“圧排型”と“絞扼型”〜
・腰椎分離症〜癒合しないのは“偽関節”だから)
・どこが分離するのか?なぜ分離するのか?
・病期を考慮したリハビリテーション
・脊椎圧迫骨折
・保存療法抵抗例の特徴
・背臥位像での椎体不安定性
・T2強調画像広範囲低信号
・後壁損傷(CT)
・椎弓根損傷(CT)
・遅発性麻痺はどのように発生するのか?
・椎体骨折受傷翌年の椎体骨折発生率
・骨粗鬆症性圧迫骨折後の死亡率/年間平均死亡率
・Column concept における Three column theory
その他、時間の許す限り、多数の画像を提示して解説します。
開催日程
日時: 2024/08/24 (土) 14:00 - 17:00
開催場所: オンライン 講師: 瀧田 勇ニ 先生
こんな人におすすめ
留意事項
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講師プロフィール
【経歴】 平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業 国際医療福祉大学大学院 修士課程修了 白金整形外科病院 理学療法教育部
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