※当日ご参加いただけない方に方も2週間のアーカイブ配信をご覧いただけます。
≪本セミナーの内容(順番等、若干の変更の可能性あり)≫
須賀
・痛みの定義
・局所V.S.全体の過敏性への徒手療法
・患者さんへの説明:解剖学的V.S.神経生理学的な痛み
・Exercise Induced Hypoalgegiaにつなげるための工夫
重藤
・タッチの重要性
・タッチによる身体への作用
・タッチによる脳機能への作用
・タッチによる鎮痛反応
・セルフタッチの効果
重藤&須賀
理論と実際:慢性疼痛を持つNYの症例たちを見学してもらってのディスカッション
≪セミナー概要≫
・解剖学的に問題があると思い込んでしまっている方への徒手療法を合わせた介入。
・慢性痛によって紹介されてくる患者さんへの実際の説明や徒手介入を症例供覧。
・Hands-onアプローチにはどのような手技であっても「タッチ(触刺激)」が伴う。
・「タッチ(触刺激)」による神経生理学的な身体・脳機能への作用を理解しておくことは、介入効果の解釈にも影響。
・本セミナーではタッチを必ず含む徒手療法が身体・脳機能にどのような関連があるか、そして、それがNYの実際の現場でどのように用いられているのかをお伝えする。
≪こんな方にお勧め≫
☑タッチの神経生理学的背景を知りたい!
☑タッチによる鎮痛反応を知りたい!
☑セルフタッチの効果を知りたい!
☑NYの難治性症例にそれらがどのように使われているか知りたい!
≪講師プロフィール≫
・重藤隼人
理学療法士、博士(健康科学)、認定理学療法士(運動器・徒手理学療法)、運動器徒手理学療法認定士
京都橘大学 健康科学部 理学療法学科 助教
≪学歴≫
2008年 独立行政法人国立病院機構呉医療センター附属 リハビリテーション学院理学療法学科 卒業
2017年 畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程修了 修士(健康科学)
2021年 畿央大学大学院 健康科学研究科 博士後期課程修了 博士(健康科学)
≪職歴≫
2008年 医療法人三野田中病院
2013年 医療法人社団昌樹会ウツミ整形外科医院
2016年 医療法人高樹会ふじた医院
2017年 介護老人保健施設松寿荘 非常勤職員
2018年 三浦内科みちこ小児科クリニック
2021年 京都橘大学 健康科学部 理学療法学科 助教
2021年 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員
≪著書≫
『卒後5年までにマスターすべき運動器障害理学療法 基礎から実践まで 上肢・頸部 分担執筆:生物心理社会モデルに基づいた疼痛の基本的知識』(メジカルビュー社),2022
『脳とこころから考えるペインリハビリテーション ひとをみるという志向性分担執筆:慢性腰痛』(杏林書院),2020
≪論文≫
●重藤 隼人:
徒手理学療法の鎮痛メカニズム. 徒手理学療法. 22(2):97-103, 2022.
●Shigetoh H, et al:
Associations of Central Sensitization-Related Symptoms with Low Back Pain-Related Factors and Work Status in Caregivers. Int J Environ Res Public Health. 19(16):10135, 2022.
●Shigetoh H, et al:
The Pain Intensity/Quality and Pain Site Association with Muscle Activity and Muscle Activity Distribution in Patients with Chronic Low Back Pain: Using a Generalized Linear Mixed Model Analysis. Pain Res Manag. 2022:5751204, 2022.
●Koga M & Shigetoh H, et al:
Combined abnormal muscle activity and pain-related factors affect disability in patients with chronic low back pain: An association rule analysis. PLoS One. 15(12):e0244111, 2020.
●Shigetoh H, et al:
Combined abnormal muscle activity and pain-related factors affect disability in patients with chronic low back pain: An association rule analysis. PLoS One. 15(12):e0244111, 2020.
●Shigetoh H, et al:
Temporal Associations Between Pain-Related Factors and Abnormal Muscle Activities in a Patient with Chronic Low Back Pain: A Cross-Lag Correlation Analysis of a Single Case. J Pain Res. 13:3247-3256, 2020.
●Shigetoh H, et al:
Central Sensitivity Is Associated with Poor Recovery of Pain: Prediction, Cluster, and Decision Tree Analyses. Pain Res Manag. Article ID 8844219, 2020.
●Shigetoh H, et al:
The Mediating Effect of Central Sensitization on the Relation between Pain Intensity and Psychological Factors: A Cross-Sectional Study with Mediation Analysis. Pain Res and Manag, Article ID 3916135, 2019.
●Shigetoh H, et al:
Experimental pain is alleviated by manual traction itself rather than subjective bias: A signal detection analysis. Pain Med, 20(7):1347-1354, 2019.
●Shigetoh H, et al:
Hypervigilance to pain affects activities of daily living: An examination using the Japanese version of the pain Vigilance Awareness Questionnare. J Phys Ther Sci, 29:2094-2096, 2017.
●重藤隼人・他:
筋骨格系疼痛患者の中枢性感作症候群と痛みに基づいたサブグループにおける疼痛関連因子の特性:クラスター解析を用いて, PAIN RESEARCH, 35(3): 133-140, 2020.
・須賀康平(Kohei Suga )
PT, MS, DPT, Advanced Vestibular Physical Therapist, Fascial Manipulation®︎ Specialist
NY在住の理学療法士。世界で初めて行われたFM認定試験にイタリアで合格。アメリカの臨床大学院を2つ修了し、在学中には東京2020パラリンピックでも活躍をした。現在はNYの理学療法クリニックにて、筋膜徒手療法と痛みの神経科学、そして前庭理学療法を融合させて主に難治性疼痛のある方の治療にあたっている。
開催日時
2024年3月23日(土)8:30 〜 10:30 (8:25入室開始)
※最後のディスカッションの部分が延びる可能性があることをご了承ください。
オンライン:Zoom
事前に登録をお願いします。
「参加資格」
理学療法士に限らずご参加いただけますが、
・解剖、神経生理学的背景がないと十分に理解できない可能性があることをご了承くださいませ。
受講料金
4000円
開催日程
日時: 2024/03/23 (土) 08:30 - 10:30
開催場所: オンライン 講師: 重藤隼人、須賀 康平
セミナーに関するお問い合わせ
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講師プロフィール
IFOMPT認定 運動器徒手理学療法認定士(OMPT)を持ち、徒手療法の専門家でありながら、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員を務め、痛みに関連した神経科学の面にも非常に造詣が深い。
NY在住の理学療法士。世界で初めて行われたFM認定試験にイタリアで合格。アメリカの臨床大学院を2つ修了し、在学中には東京2020パラリンピックでも活躍をした。現在はNYの理学療法クリニックにて、筋膜徒手療法と痛みの神経科学を融合させて主に難治性疼痛のある方の治療にあたっている。
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