セミナー概要
セミナーでは、第一に筋硬結の病態を整理します。第二に膝関節周囲の骨格筋の位置と形を知り、他の軟部組織とのさわり分けを行い、筋硬結に対する機械刺激を加える方法を紹介します。Zoomによるセミナーではありますが、臨床で実践できるようにわかりやすく解説します。対象は膝関節の治療に関わっておられる理学療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、トレーナーなどの方が対象となります。
変形性膝関節症にみられる痛みや運動制限は、筋の短縮痛や伸張痛縮が関連していることは少なくありません。この短縮痛や伸張痛の原因に筋硬結が関わっていることは以前から報告されています。しかし、筋硬結の病態が理解されていないまま、個々のセラピストの経験に基づいて治療介入されているように思います。そのため、筋硬結の病態を理解・整理した上で、治療介入を行う必要があります。また、治療介入では、痛みの部位を同定することが鍵となります。骨格筋か他の軟部組織(靱帯、脂肪体)なのか判断しながら、治療介入することが必要です。治療介入では、徒手で機械刺激(伸張、圧迫、擦過など)を加えます。
そこで、本セミナーでは、第一に筋硬結の病態を整理します。第二に膝関節周囲の評価に必要な触察(骨格筋、軟部組織)方法と機械刺激を加える方法を紹介します。Zoomによるセミナーではありますが、臨床で実践できるようにわかりやすく解説します。
*リアルタイムでの視聴の他、セミナー終了後に1週間程度のオンデマンド配信を予定しています。見逃し視聴や復習にご利用いただけます。
*配付資料(PDF)は、著作権に関わる図表を省き、引用文献等の記載となります。