セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2024/01/27 (土) 14:00 - 16:00

    開催場所: オンライン

    【呼吸器疾患の評価は通常とは異なる】

    呼吸器疾患の評価は、運動器や脳卒中の症例とは少し違います。

    何が違うかというと、通常はリハビリ室での評価が中心ですが、呼吸器疾患はカルテなどのデータによる評価の比重が大きいということです。

    そのためデータを読み解く力が非常に重要になります。

    セラピスト間の差が出るとすれば、ここです。

    しかし逆に言えば、データを読み解く力さえ一度身につけてしまえば、セラピスト間に差が出にくい特徴があると考えています。

    呼吸器疾患のリハビリテーションは、覚えることが多く大変なのですが、誰もが上級者を目指しやすい分野の一つではないでしょうか。

    このセミナーでは神経疾患の呼吸リハを中心に解説します。

    呼吸器疾患に強いセラピストは、大変貴重であり、世の中に強く求められています。

    ぜひ3回のセミナーを通して、呼吸リハの理解を深めてください。

    ーーーーーーーーー

    ◇講義内容

    【第1回】神経筋疾患の呼吸障害と呼吸評価
    1.イントロ

    2.呼吸の解剖・生理学

    3.息苦しさ(呼吸困難)
    4.呼吸不全

    5.閉塞性換気障害
    6.拘束性換気障害
    7.胸部Xp(肺野、気管支の分岐・走行
    8.血液ガス分析(酸塩基平衡、アシドーシス、アルローシス、酸素化能、肺胞動脈血格差)
    9.聴診(聴診方法、連続性、断続性)
    10.呼吸機能評価(肺活量、呼吸筋力、咳嗽力)

    【第2回】神経筋疾患の呼吸障害に対する呼吸理学療法
    1.人工呼吸器の種類(開放/閉鎖)とモード(VCV/PCV/SIMV等)、NIVマスクの種類

    2.開放回路、閉鎖回路

    3.呼吸器設定(従量式、従圧式、SIMV、PEEP、最近の設定)
    4.非侵襲的人工呼吸器
    5.侵襲的人工呼吸器
    6.人工呼吸器設定の特徴
    7.人工呼吸器装着下での離床
    8.人工呼吸器装着下での運動療法


    【第3回】神経筋疾患の呼吸障害を克服するための最新の呼吸ケアと機器開発
    1.排痰ケアの基礎
    2.気道クリアランス(排痰ケア、吸引、排痰機器)
    3.LVRとLIC TRAINER開発
    4.吸引(口鼻腔、気管内)、閉鎖式吸引装置、低圧式持続吸引、自動吸引器アモレ
    5.排痰機器(MI-E 、HFCWO、IPV、BMV)の利用方法と効果
    6.最近の排痰ケア研究の最前線

    ーーーーーーーーーー

    講師紹介)

    講師:寄本恵輔先⽣(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 身体リハビリテーション部 第1理学療法主任)

    ◇経歴
    2000年4月~2008年3月 国立精神・神経センター国府台病院(2008年4月 国立国際医療研究センターに組織編入), リハビリテーション科, 厚生労働技官 理学療法士
    2008年4月~2009年3月 独立行政法人国立国際医療研究センター(現 国立開発法人 国立国際医療研究センター)
    2009年4月~2011年3月 吉野内科・神経内科医院, リハビリテーション科, 科長
    2009年4月~2011年3月 難病マンション「つばさハウス」つばさ訪問看護ステーション, 理学療法士
    2009年4月~2011年3月 鎌ヶ谷総合病院千葉神経難病治療センター難病脳内科, 難病相談員
    学歴
    2009年4月~2010年3月 早稲田大学, 人間科学部, 健康福祉学科
    2010年4月~2015年3月 早稲田大学大学院, 人間科学研究部, 健康福祉領域緩和ケア・臨床死生学専攻
    学位
    人間科学修士(2015年3月 早稲田大学大学院)
    講師著書・DVD等

    ◇書籍
    ・標準理学療法学 専門分野 神経理学療法学第3版 寄本恵輔, 編集, 森岡周, 阿部浩明 (担当:分担執筆, 範囲:筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症) 医学書院 2022年12月 (ISBN: 9784260049894)
    ・理学療法ガイドライン第2版 監修 公益社団法人, 日本理学療法士協会, 編集 一般社団法人, 日本理学療法学会連合, 編集, 理学療法標準化検討委員会ガイドライン部会 2021年10月24日
    ・神経障害理学療法学 理学療法アクティブ・ラーニング・テキスト 諸橋 勇, 有馬 慶美, 加藤 研太郎 (担当:分担執筆, 範囲:第11章 筋萎縮性側索硬化症(ALS)) 文光堂 2021年7月 (ISBN: 9784830645921)
    他多数

    ◇DVD
    ・セラピストが実践する呼吸ケア技術 DVD 寄本恵輔 (担当:監修) ジャパンライム 2020年2月
    ・神経難病の包括的呼吸ケア ~ チーム医療の質を高めるセラピストになるためには DVD 寄本恵輔 (担当:監修) ジャパンライム 2017年10月
    ・チーム医療の質を高める理学療法士になる < 急性期脳梗塞のリスク管理編 >DVD  (担当:監修) ジャパンライム 2016年1月

    ◇所属
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 身体リハビリテーション部 第1理学療法主任
    資格等
    日本理学療法士協会 専門理学療法士(小児、呼吸、心血管、糖尿病、神経)
    日本理学療法士協会 認定理学療法士(神経障害、呼吸、代謝)
    3学会(特定非営利活動法人日本胸部外科学会、一般社団法人日本呼吸器学会、公益社団法人日本麻酔科学会)合同呼吸療法認定士
    介護支援専門員
    日本糖尿病療養指導士
    日本救急医学会認定ICLSインストラクター
    アメリカ心臓協会認定BLS・ACLSプロバイダー
    Lee Silverman Voice Treatment(LSVT) LSVT BIG therapist

    ◇受賞
    ・2022年3月 コメディカル部門優秀賞, 呼吸ケアサポートチームによる 筋萎縮性側索硬化症患者の呼吸ケアの実態調査 -当センター人工呼吸器、呼吸理学療法の実施率や実施時期について-, 国立精神・神経医療研究センター院内研究発表会 寄本恵輔, 花井亜紀子, 森まどか, 水野勝広
    ・2020年11月 ベスト口述賞, 当院呼吸ケアサポートチームで対応した気胸合併神経筋疾患患者の実態調査, 第74回国立病院総合医学会
    ・2019年11月 口述演題優秀賞, 努力性吸気・強制吸気の抵抗性が強い球麻痺ALS患者に対する呼吸理学療法-LIC TRAINERを用いた持続的強制吸気練習の取り組み-, 第73回国立病院総合医学会
    他多数

    ◇論文
    ・A fact‐finding survey of medical care provided to neuromuscular disease patients at the National Center of Neurology and Psychiatry in Japan
    Akiko Hanai, Keisuke Yorimoto, Ryo Ohkubo, Tadashi Tsukamoto, Katsuhiro Mizuno, Yuji Takahashi
    Neurology and Clinical Neuroscience 11(1) 32-40 2022年12月9日
    ・神経筋疾患に特化した携帯型スパイロメーターの医工連携による新規開発にむけた取り組み
    寄本 恵輔, 宮崎 裕大, 加藤 太郎, 有明 陽佑, 原 貴敏
    国立病院総合医学会講演抄録集 76回 921-921 2022年10月
    ・Evaluation of a chest rehabilitation project in Nepal using the St. George’s Respiratory Questionnaire and Chronic Obstructive Pulmonary Disease Assessment Test
    Atsushi Sato, Mitsuhiro Kamimura, Keisuke Yorimoto, Taro Kato, Shohei Yamashita, Atsuto Mouri, Motoaki Tanigawa, Yoshihito Arimoto, Junko Fujitani, Karbir Nath Yogi, Khem Bahadur Karki, Shigeki Hayashi
    他多数

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講師プロフィール

◇学歴 2009年4月~2010年3月 早稲田大学, 人間科学部, 健康福祉学科 2010年4月~2015年3月 早稲田大学大学院, 人間科学研究部, 健康福祉領域緩和ケア・臨床死生学専攻 ◇学位 人間科学修士(2015年3月 早稲田大学大学院) 講師著書・DVD等

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