セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2023/11/26 (日) 09:00 - 12:00

    開催場所: オンライン

    【体幹機能の評価と改善に、呼吸理学療法を応用するとはどういうことか?】

    皆さんは体幹機能の評価では、何を重要視していますか?

    安定性、可動性。

    おそらくこの2点を評価している方が多いと思います。

    安定性については筋力と姿勢・アライメントを評価する必要があります。

    また可動性を評価するためには、脊柱の可動性に加え、胸郭の可動性も評価する必要があります。

    ただ実際の短時間で評価から治療までする行う臨床では、評価も治療も後回しにされがちな傾向にあると思います。

    しかし、体幹機能は日常生活動作のパフォーマンスを上げるために非常に重要であり、治療の優先順位を高くした方が良いのは皆様もご承知の通りです。

    そこで今回、皆様にぜひ臨床に取り入れていただきたいのが、呼吸理学療法を応用した体幹機能の簡便な評価と運動療法です。

    呼吸は体幹のアライメントや筋力と密接に関わっており、呼吸機能理学療法の知識や技術は、運動器の評価と治療にも応用が可能です。

    今回ご紹介する評価と運動療法は、気軽に臨床に取り入れやすいものになっています。

    ぜひ体幹機能を呼吸機能から捉える、新しい視点からの臨床知識と技術を、現場で活用していただければと思います。

    ーーーーーーーーーーー

    講義内容予定)

    ​1.楽に動ける身体とは何かを学ぶ
    2.上部胸郭の機能解剖を学ぶ
    3.上部胸郭の機能解剖から考えるアプローチを体験する
     - 上部胸郭と肩甲・胸郭関節、上肢帯との関係性を体感して介入方法を経験する
    4.下部胸郭の機能解剖を学ぶ
    5.下部胸郭の機能解剖から考えるアプローチを体験する
     - 下部胸郭と体幹機能(または体幹機能不全)との関係性を体感して介入方法を経験する
    6.(時間が許す限り)臨床で使える知識と技術

    ーーーーーーーー

    講師紹介)

    講師:加藤太郎先生
    (国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 病院 身体リハビリテーション部 理学療法士)

    ■学位
    文京学院大学大学院(保健医療科学修士)
    詳しくはリサーチマップを参照ください https://researchmap.jp/taro-kato_pt

    ■資格
    【理学療法分野】
    ・理学療法士免許 ・専門理学療法士(内部障害理学療法)

    【理学療法関連分野】
    ・3学会合同呼吸療法認定士

    【地域医療分野】
    ・介護支援専門員 ・地域包括ケア推進リーダー ・介護予防推進リーダー

    【蘇生教育分野】
    ・アメリカ心臓協会(AHA)BLSインストラクター ・日本救急医学会ICLSインストラクター ・アメリカ心臓協会(AHA)ACLSプロバイダー

    【災害医療分野】
    ・日本DMAT隊員(業務調整員) ・JRAT隊員 ・日本集団災害医学会認定MCLSプロバイダー ・JIIMEF災害医療研修ベーシック・アドバンスコース修了

    ■経歴
    2018年4月 - 現在 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション部 理学療法士
    2012年4月 - 2018年3月 文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科 助手
    2008年4月 - 2012年3月 独立行政法人国立病院機構 災害医療センター リハビリテーション科 理学療法士
    2006年4月 - 2008年3月 独立行政法人国立病院機構 東京医療センター リハビリテーション科 理学療法士
    2003年4月 - 2006年3月 特定医療法人ジャパンメディカルアライアンス 介護老人保健施設アゼリア リハビリテーション科 理学療法士

    ■学歴
    2010年4月 - 2012年3月 文京学院大学大学院 保健医療科学研究科 保健医療科学専攻
    1999年4月 - 2003年3月 東京衛生学園専門学校 リハビリテーション科 2部

    ■委員歴
    2022年4月 - 現在 (公社)日本理学療法士協会 日本理学療法学術研修大会(第59回/東京)準備委員会 企画局 局員
    2022年4月 - 現在 公益社団法人 東京都理学療法士協会 代議員
    2021年4月 - 現在 小平市リハビリテーション協議会 学術部 次長
    2018年3月 - 2021年3月 公益社団法人 日本理学療法士協会 ガイドライン・用語策定委員会 神経難病システマティックレビュー班(筋萎縮性側索硬化症)

    ■受賞
    2019年11月優秀演題(第37回日本神経治療学会学術集会 メディカルスタッフポスター部門)
    脊髄小脳変性症患者の運動失調に対する短期集中リハビリテーション治療の効果検証 一般社団法人 日本神経治療学会
    加藤太郎, 板東杏太, 有明陽佑, 勝田若奈, 近藤夕騎, 轟, 恭子, 小笠原悠, 西田大輔, 水野勝広, 髙橋祐二

セミナーに関するお問い合わせ

この機能を利用するには、ログインが必要です。未登録の方は会員登録の上、ログインしてご利用ください。

講師プロフィール

■学位 文京学院大学大学院(保健医療科学修士) 詳しくはリサーチマップを参照ください https://researchmap.jp/taro-kato_pt

過去のセミナーへのレビュー

上野 忍

上野 忍

5.0点 / 5.0

堀本先生、今回も貴重なご講義ありがとうございました。 PTとして求められる品位、とても共感でき...

三宅智大

三宅智大

5.0点 / 5.0

これからの講座でどんなことをやるのかのイメージがわいたうえで、気のお話で息や稲、米などいろいろ...

島袋史

島袋史

5.0点 / 5.0

とてもわかりやすくためになりました。難しくないので、すっと頭に貼ってきた感じでした。ありがとう...

田所佳樹

田所佳樹

5.0点 / 5.0

東洋医学は国家試験用に暗記で勉強していたので、何でその病態が起こるのか分からないまま覚えていま...

セミナーを開催してみませんか?

XPERTでは、掲載手数料無料で、効果的な集客と効率的なセミナー開催が可能です。
また、XPERTではない外部サイトでの開催や、複数日程の開催、現地開催・オンライン開催の選択など、
様々な開催方法に対応し、スムーズなセミナーの集客・運営をサポートします。

  • Feature01

    セミナー掲載の手数料は無料

    専門家の方々による、情報発信の機会を増やすために、XPERTではセミナー掲載の費用は無料としています。

  • Feature02

    セミナーの集客力アップ

    専門家が多数登録しているため、ターゲットとなる方に効果的にアプローチでき、集客力アップが期待できます。

  • Feature03

    柔軟な開催方法を選択可能

    XPERTでは、単日開催・複数日程の開催の選択や、現地・オンライン開催の選択など、様々な開催方法を提供しています。