セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2023/07/30 (日) 09:00 - 12:00

    開催場所: オンライン 講師: 吉井太希先生

    【評価と治療技術、どっちを磨くべきか?】

    想像してみてください。

    評価力は今の自分と変わらないけど、治療技術は尊敬する日本一のセラピストと同じになったとしたら?

    結果を出せることもあれば、出せないことも多いだろうなと想像できると思います。

    では評価力が日本一で、治療技術は今の自分と変わらないとしたら?

    めちゃくちゃ結果を出せるようになる気がしないでしょうか?

    つまり臨床で結果を出すためにもっとも大事なのは、

    どこが原因になっているのか?
    どこを治療すれば良いのか?

    を見極める評価力なのです。

    ーーーーーーーー

    7月30日:臨床に多い内側部と前面部痛を呈した変形性膝関節症の評価と運動療法1~機能解剖、セルフ触診、神経の圧痛の取り方など~

    ◇変形性膝関節症の概要
    ・変形性膝関節症とは
    ・変形性膝関節症の分類
    ・変形性膝関節症例の臨床症状

    ◇膝関節の運動学
    ・大腿脛骨関節の運動学
    ・膝蓋大腿関節の運動学

    ◇セルフ触診
    ・膝蓋骨の解剖、触診
    ・大腿骨内側上顆・外側上顆の解剖、触診
    ・関節裂隙の触診
    ・大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋)の機能解剖、触診
    ・膝蓋上嚢の機能解剖、触診
    ・膝蓋下脂肪体の機能解剖、触診
    ・内側側副靭帯の機能解剖、触診
    ・内側半月板の機能解剖、触診
    ・鵞足筋群(薄筋・縫工筋・半腱様筋)の機能解剖、触診
    ・半膜様筋の機能解剖、触診
    ・腓腹筋内側頭の機能解剖、触診
    ・各組織を触診する際のポイント・注意点
    ・伏在神経の圧痛の取り方
    ・上内側膝神経の圧痛の取り方
    ・下内側膝神経の圧痛の取り方


    9月9日:臨床に多い内側部と前面部痛を呈した変形性膝関節症の評価と運動療法2~病態解釈、鑑別評価、疼痛改善の方法など~

    ◇変形性膝関節症の概要
    ・変形性膝関節症例に多い下肢・体幹アライメント
    ・歩行の特徴について
    ・変形性膝関節症例が認めやすい疼痛について
    ・変形性膝関節症に対する手術療法(HTO、TKA)

    ◇前方部痛について(特に膝蓋下脂肪体を深堀する)
    ・膝蓋下脂肪体とその臨床症状
    ・膝蓋下脂肪体と膝関節アライメントの関係
    ・anterior intervalの機能的役割について
    ・浅層部と深層部に生じる病態の違いについて
    ・膝蓋下脂肪体などの評価・運動療法

    ◇内側部痛について(疼痛因子を鑑別する)
    ・膝関節内側部の組織構造
    ・内側部痛と膝関節アライメントの関係
    ・変形性膝関節症例における鵞足部痛の病態
    ・内側半月板の逸脱について
    ・内側膝蓋半月靭帯について
    ・伏在神経膝蓋下枝など、末梢神経性疼痛の診方
    ・各疼痛因子に対する評価・運動療法

    ◇拘縮性の可動域制限に対する運動療法
    ・膝関節屈曲可動域を増加させる方法
    ・膝関節伸展可動域を増加させる方法
    ・膝関節内旋可動域を増加させる方法

    -------

    講師:吉井太希先生
    (さとう整形外科 運動器認定理学療法士)

    【略歴】
    2017年3月 中部学院大学リハビリテーション学部 卒業
    同年4月 さとう整形外科 入職

    【所属学会】
    ・日本理学療法士協会
    ・日本整形外科超音波学会
    ・日本整形内科学研究会
    ・整形外科リハビリテーション学会

    【受賞歴】
    ・第29回岐阜県理学療法学会 奨励賞
    ・第28回整形外科リハビリテーション学会学術集会 奨励賞
    ・第31回岐阜県理学療法学会 奨励賞

    【論文】
    ・膝蓋下脂肪体の二層構造に着目した理学療法-膝関節伸展時痛を呈した初期変形性膝関節症3例の超音波観察から得た知見-. 岐阜県理学療法士会学術誌26: 8-11, 2021.
    ・胸郭出口症候群と頚椎椎間板ヘルニアの合併例に対する疼痛の鑑別方法. 岐阜県理学療法士会学術誌25: 52-55, 2020.
    ・起床時痛に対する治療戦略について-足根洞内の脂肪組織が疼痛を惹起した症例経験を基に-.  岐阜県理学療法士会学術誌25: 66-69, 2020.
    ・斜角筋三角部における腕神経叢の滑走障害を生じた2例に対する評価と運動療法. 整形外科リハビリテーション学会学会誌22:99-102, 2020.
    ・胸郭出口症候群の牽引型と圧迫型を合併した一症例∼腕神経叢の滑走障害を示唆する知見∼.  岐阜県理学療法士会学術誌24: 107-110, 2019.

    【学会発表】
    ・肩甲挙筋と上後鋸筋間における肩甲背神経の滑走障害を生じた2例 第33回日本整形外科超音波学会 2022年
    ・anterior interval部の膝蓋下脂肪体が疼痛を呈した一症例 第37回東海北陸理学療法学術大会 2021年
    ・伏在神経膝蓋下枝の絞扼性障害が疑われた一症例-超音波診断装置を用いた病態解釈- 第35回東海北陸理学療法学術大会 2019年
    ・踵骨骨折後に生じた踵骨回内ストレスによる足根洞部痛の解釈 第30回日本整形外科超音波学会 2019年

    など多数あり

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講師プロフィール

【略歴】 2017年3月 中部学院大学リハビリテーション学部 卒業 同年4月 さとう整形外科 入職 【受賞歴】 ・第29回岐阜県理学療法学会 奨励賞 ・第28回整形外科リハビリテーション学会学術集会 奨励賞 ・第31回岐阜県理学療法学会 奨励賞

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