セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2023/08/06 (日) 14:00 - 17:00

    開催場所: オンライン

    【術前にしておくべきことは何か?】

    術前にしておくべきことが明確になっていれば、術後リハの効果・成績が変わってきます。

    また当然ながら術後の関わり方次第でも、予後が良くもなれば悪くもなります。

    患者さんは担当セラピストを選べないので、ここの関わり方を担当するセラピストが、

    「知っているか、知っていないか」

    が患者さんの運命の分かれ目と言えます。

    またリスク管理がこれほどまでに重要だったのかと、早めに知っておいて良かったと思っていただけると確信しています。

    非常に分かりやすく、丁寧に教えていただけるため、大変リピート率の高いセミナーです。

    今回のセミナーで少しでも正しい知識と技術を習得して、担当患者さんの人生を良い方向へと導けるセラピストになっていただければ幸いです。

    ーーーーーーーーー

    ◇アンケート

    (PT4年目:満足度10)
    いつも貴重なご講義を有難うございます。TKA術後早期の患者様は実習でしか見たことがないので参加を迷いましたが、膝の各論の講義もあり勉強になりました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

    (PT4年目:満足度10)
    瀧田先生の講義は本当に毎回分かりやすいです。術後患者への介入において、先生の述べる残存因子・解決因子・新規因子で問題点を捉えるようになり、思考がある程度まとまった状態で介入できるようになったと思います。

    (PT6年目:満足度10)
    とても分かりやすかったです!急性期に勤めて半年なので、TKAの基礎を学ばせていただくことが出来てよかったです。

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    講義内容予定

    【深屈曲を獲得を目指す、TKA・術前術後の評価と運動療法】

    ◇膝関節屈曲の運動学
    ・four-bar link
    ・深屈曲に必要な条件とは?
    ・深屈曲の運動学(正座時膝関節)
    ・膝屈曲に伴うmedial pivot

    ◇膝蓋大腿関節のバイオメカニクス
    ・なぜ膝蓋骨が存在するのか?
    ・立位接地荷重時のPFJRFモデル
    ・非接地荷重時のPFJRFモデル

    ◇静脈血栓塞栓症
    ・本当に離床させて良いのか?
    ・離床前の注意点は?
    ・弾性ストッキングの効果はあるのか?
    ・離床・歩行時の注意点は?

    ◇TKAに対する運動療法(総論)
    ・把握すべき3つの因子
    ・TKA成績不良の原因は?
    ・TKA後のスポーツはどこまで許可するべきか?
    ・軟部組織バランス
    ・骨棘による影響
    ・軟部組織の癒着は、内側と外側のどっちが多い?
    ・膝蓋骨置換の功罪

    ◇TKA術後の運動療法
    ・脛骨を押込む他動的可動域訓練の罪
    ・運動療法の経過
    ・荷重することへの準備
    ・TKA後、術創部の皮膚可動性低下は屈曲可動域制限の因子となるか?
    ・外反変形のTKA、リハはどうしたら良い?
    ・TKA後の非術側の屈曲拘縮はどうする?
    ・TKA後の側方動揺への対応はどうする?
    ・OA膝の側方動揺への対応はどうする?
    ・屈曲可動域を予測するためのレントゲン読影のポイントは?

    ◇TKAに対する運動療法のエビデンス
    ・術前運動プログラム
    ・術前教育
    ・CPMの使用
    ・寒冷療法
    ・運動機能トレーニング(バランス、ウォーキング、協調性運動)
    ・筋力増強運動の負荷量

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    講師紹介)

    講師:瀧田勇二先生
    (白金整形外科病院 理学療法教育部長 )

    平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業
    国際医療福祉大学大学院 修士課程修了
    白金整形外科病院 理学療法教育部長  


    <著書>
    リハで読むべき運動器画像

    運動器の画像から得られる情報は多岐にわたる。

    医療画像は骨,関節,筋など身体の内部を見せてくれる非常に便利なツールである。

    一方でその情報が多すぎるために、どこから見て、どこをどう読み判断すればいいか、悩みの種ともなる。

    さらにリハビリテーションでは、その情報をどのように活かしていくか、という最大の課題もある。

    本書ではそのような課題に応えるため、リハビリテーションで重要なポイントとなる運動器の痛み、関節可動域、安定性・不安定性に焦点を当て、どのように読み解いていくかを画像を交えて詳説した。

    また初学者のために、医療画像の基本、X線画像、CT、MRIの原理などもわかりやすく解説した。

    画像解剖を理解するための正常画像も掲載し、疾患画像との比較ができるようにした。

    運動器疾患のリハビリテーションで役立てられる情報が満載の1冊である。

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講師プロフィール

平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業 国際医療福祉大学大学院 修士課程修了 白金整形外科病院 理学療法教育部長   <著書> リハで読むべき運動器画像

過去のセミナーへのレビュー

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