セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2023/07/08 (土) 14:00 - 17:00

    開催場所: オンライン

    【上肢骨折の評価と治療に必要なことは何だと思いますか?】

    例えば、

    ・画像の骨折の仕方から病態を把握する
    ・筋・神経・血管などの軟部組織の損傷を予測する
    ・適切なタイミングに、負荷量を見極め、悪化させない

    などいろいろありますが、実際の臨床と教科書とでは、大きな違いがあります。

    豊富な知識+質の高い臨床の経験値(応用力、リスクに気づく力、画像から軟部組織損傷を想像する力など)が非常に大切です。

    しかし、臨床で役立つ情報を十分に得るまでには大変な労力が必要だし、本当に必要な情報に一人で辿り着くまでには、10年単位の時間と労力が必要です。

    その穴埋めこそがこの講義の目的です。

    お約束しますが、瀧田先生のセミナーでは、非常に濃い内容を学ぶことできます。

    これほど充実した内容を学べる機会はそうそうないと断言できます。

    今回のセミナーで病態把握を適切に行えるようになり、やるべきこと、やってはいけないことを考えられるようになり、患者さんと共にリハビリの結果を喜んでいただければ幸いです。

    ーーーーーーーーー

    ◇アンケート

    (PT4年目)
    画像を見る習慣がつきました。骨癒合促進の為に自動運動が大切なことを教えて頂き、自動運動を増やしています!

    (OT20年目)
    術後の各期でやるべきではないことが明確になった。また骨折後の病態理解ができるようになった

    (OT20年目)
    内容が非常にわかりやすい。概論と各論いずれも臨床像をイメージしやすい

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    講義内容予定)

    1. 上腕骨近位端骨折
    ・上腕骨近位端骨折の特徴は?
    ・生じやすい合併症は?
    ・理解しておくべき病態は?
    ・評価すべきポイントは?
    ・骨折分類
    ・骨片の数以外のポイントは?
    ・治療成績に影響する変形は?
    ・保存リハ、注意点は?
    ・効果的な運動療法は?
    ・早期運動療法とは?
    ・高齢者と若年者のリハの違い

    2. 上腕骨骨幹部骨折
    ・上腕骨骨幹部骨折の特徴は?
    ・術前に評価すべきポイントは?
    ・主な治療方法は?
    ・Functional brace法とは?
    ・Hanging cast法とは?
    ・リハビリテーションで注意すべきポイントは?

    3. 肘関節骨折
    ・橈骨頭骨折の特徴は?
    ・橈骨頭骨折と尺骨鉤状突起骨折
    ・肘関節不安定症とは?
    ・後外側不安定症の検査は?

    4. 橈骨遠位端骨折
    ・橈骨遠位端骨折の運動療法
    ・生じやすい合併症は?
    ・掌側ロッキングプレートとは?
    ・掌側ロッキングプレートの合併症は?
    ・外固定期間中のリハビリテーションは有効?
    ・可動域と握力の回復の目安は?
    ・手術と保存、リハビリテーションは異なるか?
    ・橈骨遠位端骨折病態の理解を深める
    ① TFCC損傷
    ② 舟状月状骨靭帯損傷
    ③ SLAC wrist
    ④ 月状三角骨靭帯損傷
    ⑤ 正中神経障害
    ⑥ 方形回内筋損傷
    ⑦ CRPS(複合性局所疼痛症候群)
    ・母指球筋の機能検査
    ・母指対立運動は代償運動を見抜く!
    ・運動療法ではなにを考えるべきか?

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    講師紹介)

    講師:瀧田勇二先生
    (白金整形外科病院 理学療法教育部長 )

    平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業
    国際医療福祉大学大学院 修士課程修了
    白金整形外科病院 理学療法教育部長  


    <著書>
    リハで読むべき運動器画像

    運動器の画像から得られる情報は多岐にわたる。

    医療画像は骨,関節,筋など身体の内部を見せてくれる非常に便利なツールである。

    一方でその情報が多すぎるために、どこから見て、どこをどう読み判断すればいいか、悩みの種ともなる。

    さらにリハビリテーションでは、その情報をどのように活かしていくか、という最大の課題もある。

    本書ではそのような課題に応えるため、リハビリテーションで重要なポイントとなる運動器の痛み、関節可動域、安定性・不安定性に焦点を当て、どのように読み解いていくかを画像を交えて詳説した。

    また初学者のために、医療画像の基本、X線画像、CT、MRIの原理などもわかりやすく解説した。

    画像解剖を理解するための正常画像も掲載し、疾患画像との比較ができるようにした。

    運動器疾患のリハビリテーションで役立てられる情報が満載の1冊である。

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講師プロフィール

平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業 国際医療福祉大学大学院 修士課程修了 白金整形外科病院 理学療法教育部長   <著書> リハで読むべき運動器画像

過去のセミナーへのレビュー

上野 忍

上野 忍

5.0点 / 5.0

堀本先生、今回も貴重なご講義ありがとうございました。 PTとして求められる品位、とても共感でき...

三宅智大

三宅智大

5.0点 / 5.0

これからの講座でどんなことをやるのかのイメージがわいたうえで、気のお話で息や稲、米などいろいろ...

島袋史

島袋史

5.0点 / 5.0

とてもわかりやすくためになりました。難しくないので、すっと頭に貼ってきた感じでした。ありがとう...

田所佳樹

田所佳樹

5.0点 / 5.0

東洋医学は国家試験用に暗記で勉強していたので、何でその病態が起こるのか分からないまま覚えていま...

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