セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2023/02/12 (日) 09:30 - 12:30

    開催場所: オンライン 講師: Marco Pintucci、須賀 康平

    「貴重なダブル講師による国際セミナー」
    理論部分のオンライン公開:アーカイブ1週間公開

    ・Fascial Manipulation®Level1-2 の国際インストラクターであり、ブラジル在住のマルコ先生
    ・ニューヨークで難治性症状をもつ方の治療にあたる須賀
    数年ぶりに2人がブラジルとアメリカから時期を合わせて来日できるタイミングで実施いたします。
    *資料は日本語訳も入ったものをお配りします。
    *通訳は須賀が行います。須賀の部分はマルコ先生もわかるように英語と日本語で交互にお伝えします。

    ■こんなクライアントさんで困ることがありませんか?
    ・痛い場所を動かすのが怖い
    ・組織に介入してもご本人が変化を感じない
    ・心理的介入をごまかしに感じてしまう

    ■セミナー後に何ができるようになるか?
    ・痛みに敏感な方に対して、筋膜からアプローチできるようになる(今回は腰部、股関節、坐骨神経痛)。
    ・動かすことへの恐怖心に対して、筋膜からアプローチするアイディアを得る
    ・アメリカピッツバーグ大学の症状管理の流れ(TBC)を筋膜へのアプローチと併せて使える

    このようなケースでは今回のテーマの一つであり、重要な感覚器としても捉えられる「筋膜」への徒手療法介入と、タッチの技術を使いながらのコミュニケーションは有効な手段の一つであると考えています。敏感な痛みをお持ちの方にどのように対応して行くかの手段をお伝えできましたら幸いです。

    ■詳細
    マルコ先生より
    ・筋膜の解剖
    ・筋膜の生理学
    ・筋膜の病理解剖学
    ・筋膜の連続性とバイオメカニカルモデル
    ・治療理論

    須賀より
    ・ノシボ効果とは?
    ・恐怖-回避モデル
    ・バイオサイコソーシャルモデル
    ・ピッツバーグ大学のTBC: Treatment Based Classificationの紹介
    ・段階的運動増加vs. Exposure(曝露)

    マルコ先生より
    ・タッチで神経科学的に何が生じるか?
    ※ここまで↑はZoomでオンラインで公開予定。

    ※以下↓は現地参加の方のみ
    現地参加UR Lは最下段

    二人より
    ・徒手療法を使った痛みに関するコミュニケーション
    ・臨床においてどのようにExposure(曝露)とのバランスをとるか?(運動恐怖により痛みが再発したケースを例に)

    実技

    須賀より
    ・不快感を生じずにタッチを行う技法
    ・力を使わずに人体を動かす技法(ワーク)
    ・層を分けるタッチの技法
    ・触圧覚、筋膜モビリゼーションを用いた末梢脱感作法
    ・ケース紹介 (筋膜の問題と運動恐怖により松葉杖歩行だった股関節痛症例 TBCとExposureを併せて 予定)

    マルコ先生より
    ・筋膜の高密度化の見つけ方
    ・Fascial manipulation®︎(筋膜マニピュレーション)とは?
    ・筋膜への徒手介入の仕方
    ・どのように触り分け、徒手介入を行うか
     1. 股関節
     2. 坐骨神経症状
     3. 腰部
    ・ケース紹介(筋膜の問題と運動恐怖により難治性だった腰痛症例 予定)

    二人より
    ・質疑応答

    講師
    ・Marco Pintucci, PT, PhD, Fascial Manipulation®Level1-2 国際インストラクター

    ブラジル在住のイタリア人理学療法士。国際インストラクターとして指導をする傍ら、顎関節症・手根管症候群等の臨床研究を行っており、筋膜だけでなく痛みと徒手療法の科学的関連についても深い知識を持っている。丁寧な指導と明るい人柄で多くの受講者からとても人気がある。

    ・須賀康平, PT, MS, DPT, Fascial Manipulation®︎ Specialist

    NY在住の理学療法士。世界で初めて行われたFM認定試験にイタリアで合格。アメリカの臨床大学院を2つ修了し、在学中には東京2020パラリンピックでも活躍をした。現在はNYの理学療法クリニックにて、筋膜徒手療法と痛みの科学を融合させて主に難治性疼痛のある方の治療にあたっている。

    開催日時(対面講義)
    2023年2月12日(日)9:30 〜 12:30 (9:25入室開始)
    現地参加の方:2023年2月12日(日)9:30 〜 17:30 (9:00受付開始)
    昼休憩(1時間程度)を含む
    ※通訳を入れて行うため、時間が最大1時間近く伸びる可能性があります。時間に余裕を持ってお越しください。
    ※オンラインのみ参加の方への講義は12:30までの予定ですが、13:00過ぎまで伸びる可能性があります。

    オンライン:Zoom
    事前に登録をお願いします。

    現地会場/エバーウォーク両国
    東京都墨田区石原3-27−10 原田ビル1階


    「参加資格」
    理学療法士に限らずご参加いただけますが、
    ・解剖、神経生理学的背景がないと十分に理解できない可能性がある
    ・最新の研究をレビューというよりは痛みの科学と徒手療法をどう融合するかのアイディアと技術をお伝えするもの。
    ・Fascial manipulation®︎(筋膜マニピュレーション)の資格を得られるものではない。
    以上のことをご了承くださいませ。

    受講料金
    1万円

    現地参加URL
    https://xpert.link/4393/

セミナーに関するお問い合わせ

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講師プロフィール

ブラジル在住のイタリア人理学療法士。国際インストラクターとして指導をする傍ら、顎関節症・手根管症候群等の臨床研究を行っており、筋膜だけでなく痛みと徒手療法の科学的関連についても深い知識を持っている。丁寧な指導と明るい人柄で多くの受講者からとても人気がある。

NY在住の理学療法士。世界で初めて行われたFM認定試験にイタリアで合格。アメリカの臨床大学院を2つ修了し、在学中には東京2020パラリンピックでも活躍をした。現在はNYの理学療法クリニックにて、筋膜徒手療法と痛みの科学を融合させて主に難治性疼痛のある方の治療にあたっている。

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