セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2023/04/08 (土) 13:30 - 17:30

    開催場所: オンライン 講師: 瀧田 勇二先生

    なぜ療法士が画像を読む必要があるのか? 

    それは今まで気づかなかったリスク、機能障害の想定できる場合が多々あるからです。 

    評価の精度が確実に向上し、やるべきことが明確になれば、自信を持って治療方針を決めることができるようになります。

        
      
    明確さは『力』です!!  

    どのセラピストでも 
     
    「たぶんこうかな」という曖昧な評価をしていたセラピストから、「なるほどこれで間違いなさそうだな」という明確な評価ができるセラピストへと変貌できる可能性がある 
     
    それが運動器画像を読むスキルです。

    MMTや疼痛誘発テスト等の諸々の検査も大切ですが、画像が持つ情報は正確かつ豊富であり、これの情報を臨床推論で活用しない手はありません。

    ところで、画像から療法士が必要とする情報は、器質的な診断や治療方針の選定を目的とした医師の情報とは大きく異なります。

    療法士は、運動機能評価と治療という視点から、組織の癒着、滑走性、関節運動、筋力などに影響を与えるであろう組織を想定するために画像を読む必要があります。

    こういった療法士にとって必要かつ実践的な知恵は、臨床現場で常日頃から意識して画像を見ているセラピストからしか学ぶことはできないでしょう

    療法士が必要な画像の読み方は、療法士から学ぶのが鉄則なのです。  

    リハで読むべき運動器画像を出版されている瀧田勇二先生から学ぶことは、まさに皆様にとって最適だと思います。

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    【講義概要(予定)】

    ◇総論
    ・組織の損傷を読む
    ・遠位脛腓靭帯損傷

    ◇骨盤、股関節
    ・骨盤骨折
    ・大腿骨頸部骨折
    ・股関節レントゲン撮影肢位を考慮する
    ・運動療法で重要な7本のライン
    ・疼痛と関連するライン
    ・疼痛と関連する関節裂隙
    ・股関節のモーメントアーム
    ・股関節の滑液貯留を示唆するサイン
    ・股関節の 可動域制限と運動時痛のサイン
    ・大腿骨前捻角に注意する
    ・大腿骨臼蓋インピンジメント
    ・人工股関節

    ◇大腿、膝
    ・大腿直筋石灰性腱炎
    ・ハムストリングスストレイン
    ・膝蓋骨高位
    ・膝蓋骨低位
    ・TKA
    ・内側半月板位置異常
    ・骨挫傷
    ・膝蓋腱炎
    ・Hoffa脂肪叢
    ・膝関節内側側副靭帯の異常サイン

    ◇下腿、足関節、足部
    ・コンパートメント症候群
    ・化骨性筋炎
    ・踵骨後部滑液包炎
    ・アキレス腱症
    ・前距腓靭帯断裂
    ・後脛骨筋腱機能不全
    ・内側アーチの低下
    ・too many toes sign
    ・Kager脂肪叢

    その他、時間の許す限り、多数の画像を提示して解説します

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    講師紹介)

    講師:瀧田勇二先生
    (白金整形外科病院 理学療法教育部長 )

    平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業
    国際医療福祉大学大学院 修士課程修了
    白金整形外科病院 理学療法教育部長  


    <著書>
    リハで読むべき運動器画像

    運動器の画像から得られる情報は多岐にわたる。

    医療画像は骨,関節,筋など身体の内部を見せてくれる非常に便利なツールである。

    一方でその情報が多すぎるために、どこから見て、どこをどう読み判断すればいいか、悩みの種ともなる。

    さらにリハビリテーションでは、その情報をどのように活かしていくか、という最大の課題もある。

    本書ではそのような課題に応えるため、リハビリテーションで重要なポイントとなる運動器の痛み、関節可動域、安定性・不安定性に焦点を当て、どのように読み解いていくかを画像を交えて詳説した。

    また初学者のために、医療画像の基本、X線画像、CT、MRIの原理などもわかりやすく解説した。

    画像解剖を理解するための正常画像も掲載し、疾患画像との比較ができるようにした。

    運動器疾患のリハビリテーションで役立てられる情報が満載の1冊である。

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講師プロフィール

平成医療専門学校(現:平成医療短期大学)卒業 国際医療福祉大学大学院 修士課程修了 白金整形外科病院 理学療法教育部長   <著書> リハで読むべき運動器画像

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