※当日受けられない人のために，後日視聴できるアーカイブ放送があります．

「腱が切れてるから痛いんですよね」「腱が断裂しているのに動くんですか」「なんでこんなに痛いんですか」

腱板損傷、腱板断裂と診断された患者さんを担当したことがあれば、このような質問に頭を悩ませた経験があるのではないでしょうか。

長引く痛みに苦戦したり、なかなか機能回復が進まなかったり、このまま保存療法でよいのか悩んだり。

これらは、全て私も経験したことです。

そして、このような疑問を解決するために、先人の知恵を借り、臨床実践を重ね、今もなお挑戦しています。

本セミナーでは、私がこれまでに集めてきた科学的情報、蓄えてきた臨床経験に基づき、腱板損傷の病態をどのように捉え、どのような評価を行い、どう予後を予測するかについて紹介いたします。

主な講義内容は以下の通りです。

腱板断裂の病態
・腱板損傷と疼痛の関係
・腱板損傷パターンと肩甲骨、上腕骨運動の関係
・腱板損傷パターンと挙上機能の関係

評価に必要な視点と具体的な評価法
・問診
・頸椎自動運動検査
・視診、触診
・自動運動検査
・他動運動検査（インピンジメントテスト）
・筋出力検査（腱板テスト）
・神経系検査（上肢神経伸張テスト）