セミナー概要
①産前産後の生理学的変化(消化器、循環器、泌尿器、生殖器、内分泌など)
②産前産後の解剖学的変化(骨盤底筋群の変化・骨盤の変化・腹直筋離開など)
③産前産後に生じやすい症状(尿漏れ、腰痛、仙腸関節痛、尾骨痛、恥骨痛、骨盤臓器脱など)
④骨盤底筋群の解剖と評価
昨今、性差医療の観点から女性のヘルスケアに対する施術や運動療法のアプローチが行われている。ライフステージにおいて心身に変化を与える最も大きなイベントに妊娠・出産があり、尿漏れ、腰痛、骨盤痛(恥骨痛・尾骨痛・仙腸関節痛)などの症状をもたらすことがある。
これらは、妊娠に伴うホルモンの変化、ならびに体幹機能の低下から生じることが一要因として考えられる。よって、まずは基礎的な生理学的変化、解剖学的変化を学ぶことで症状の原因を考察していく。
女性の患者さんならびにクライアントさんに携わることのある専門家には必須の内容である。