Day1
『 はじめての手技療法(入門編) ~ 遊ぶ感覚から学ぶ大切なこと ~ 』
“手技はやり方が色々あって難しいもの(セミナー参加者の声から)”
そのような印象をお持ちの方も少なくないようです。
手技療法には様々な技法ありますが、もともとは痛いところに手を当てるという本能的な行為から発展した、私たちにとってもっとも身近なケアの手法です。その根本となる技術は、実施にあたって「身体を使って操作する」ことであり、また、評価としての触診は、手指の感覚だけではなく「身体全体で感じる」ということです。
これらは当たり前のようですが、身体で動かし・感じることを十分経験しないままテクニックを学び始めたために小手先の技術になり、伸び悩む方も少なくありません。・
この講座では、手技療法の基本に入る前の入門編として、手技がはじめてという方向けに「身体を使って動かし・感じる」ことを遊び感覚で練習しながら、手技に馴染んでいただくことを目的にしています。すでに手技療法を用いているものの、触診の感覚や操作方法に自信の持てない方や伸び悩みを感じている方にとっても、理解を深め技術を高めるためのきっかけとなるはずです。
最初から手指を用いて練習をするとどうしても力みやすいので、ここでは『膝』の使い方をご紹介します。膝なら力みようがなく、身体を使うことを実感しやすいでしょう。膝というと乱暴なイメージがあるかもしれませんが、接触面積が広いために柔らかい感触で当てることが可能です。
対象はハムストリングスや下腿三頭筋などの下肢筋群を予定しています。これらは筋のボリュームも多いため、緊張が強いと手指での介入は大変なことがありますが、膝を用いると楽にアプローチできます。下肢ストレッチのルーティーンにも組み入れやすく、現場でも用いやすいでしょう。
冒頭の声は以下のように続きます。
「“手技はやり方が色々あって難しいもの”そんなイメージが払拭できたセミナーでした」
入門編はそのように感じていただけるセミナーです。
開催日程
日時: 2024/05/11 (土) 18:00 - 21:00
参加費: 外部決済 講師: 沓脱 正計
日時: 2024/05/12 (日) 10:00 - 17:00
参加費: 外部決済 講師: 沓脱 正計
Day2
【 手応えをつかむ手技療法の基本 】
~ 身近な日常操作から学ぶ「触れる」「感じる」「動かす」技術から、制限を特定するための触診技法まで~
本セミナーでは『手技療法の基本技術』の体得、とくに『手応え』『感覚をつかめる』ようになることを目指しています。Day1『はじめての手技療法』で体験した、身体で動かし・感じることを踏まえ、あらゆる手技療法に共通すると考える技術的なエッセンスを整理してご紹介します。
触診しても手応えを感じなければ、自信を持って施術することは難しいでしょう。どのように練習すれば、触診や施術時に手応えをつかむことができ、効果的なアプローチが行えるのか?そのような疑問や要望にお応えする内容となっています。
近年、手技療法は技法の細分化が進み、さまざまなテクニックが次々と考案され、なかには繊細さや緻密さが求められるとしている手法も存在します。これは手技療法の進歩を示している反面、初学者にとっては何から始めればよいかわからず、自分には難しいのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、どれほど独自性があったとしても、手技である以上は「触れる・感じる・動かす」など技術的に共通しているところが多く、その基本を身につけておけば、どの技法を学んだとしても習得はより早くなるはずです。反対に、基本の習得が十分でないまま無理な操作を行ってしまうと、効果が乏しいばかりかクライアントも施術者自身も身体を傷めかねず、実際に手や腰を傷めている施術者は少なくありません。正確な評価と適切な介入のためには、施術者自身にとって無理のない操作を身に付けておく必要があります。
この講座では、あらゆるテクニックに共通する基礎技術を、学び始めたばかりの方でもわかりやすく手応えもつかみやすくなるよう、身近な日常の動きに結び付けながらご紹介します。特に手技療法を用いる上での心構えの他、実施時に手応えを感じるために最低限身に付けておきたい「ポジショニング・支持固定・角度調整の技法」「軟部組織の質的異常(範囲・深さ・方向)を特定できる触診技法」をお伝えします。
対象は下肢を中心とし、ストレッチや肘・手根・拇指を用いた圧迫法などを通して、身体で学べるよう実技中心で行います。
こんな人におすすめ
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講師プロフィール
「手でどれだけ人の苦痛を和らげることができるか?」という問いと向き合いながら、20数年にわたり手技療法を専門として臨床を行う。 経絡指圧やオステオパシーなどさまざまな手技の研鑽を重ねつつ、2007年には「痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR」を共著にて出版。 以後、全国でセミナー講師としての活動へ。 現在では臨床の傍ら、手技療法に共通する基本技術の抽出とその習得法を大学院にて研究しつつ、セミナーを通して技術の伝達と後進の育成に力を注いでいる。
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