概要
肩関節治療は、非常に奥が深い。肩関節というのは、複数の関節で構成されている関節な上に関節動作において隣接する関節が多い。となると、当然だが評価時には肩以外の部分もしっかりと評価しないといけない。
臨床で肩関節疾患に向き合う時、きっとあなたは多くの部位を評価してどのような状態なのかを細かくチェックするだろう。
ここで一つ、問題が発生する。
あらゆる部位を評価したのはいいが、それらをどうやって統合するかが問題だ。
すでに自分自身の臨床軸がある人は自信を持ってあらゆる場面で対応することができるだろう。
だが、臨床経験がまだ少ない1年目〜3年目、加えてそれ以降の年数の経験者でも一人職場だったりあまりスタッフ同士での臨床的なやり取りを忙しさからしっかりと取ることができない方もいるだろう。
そのような方々はきっと、こう思うはずだ。
”職場以外で、評価方法やその結果の解釈の仕方、そこから臨床にどうやって繋げるかまでをていねいに教えてくれる場所はないだろうか、、、”
この悩みを持つことは、何も恥ずかしいことじゃない。
現段階でどんなに優れているセラピストですら、なりたての頃は同じ悩みを持っていた。
ただ彼らは、ひたすらに自己研鑽をしていた。
机上だけじゃなくて、現場でインプットし、アウトプットした。
一つ一つの動作や現象、患者様から得られる情報すべてを逃すまいと必死になった。
そんな日々を過ごした結果、人よりも語れる部分が増えたのだ。
誰だって、わからないことはわからない。
その領域に長く携わっていればそれなりにわかることもある。
経験値頼りな部分もあるのが正直なところだ。
このセミナーもまた、その一つだ。
ただし、これだけは認識を間違って欲しくないのであらかじめ言っておく。
セミナーを受けたその日から鬼のように自己研鑽をしてくれ、というわけではない。
むしろ、日々忙しい業務の中でなかなか時間も取れない。
勉強しないといけないのはわかっているけれど、多くの時間を取れない。
取れたとしても、なかなか臨床に結びつけることが難しい。
そんな皆さんに届けたいと思っている。
講師がこれまでやってきたことを全て、皆さんに隠すことなくその評価から統合、治療までの過程をすべて明かす。そして、明日からの臨床ですぐに役に立ち、同じ勉強時間でも圧倒的に質の高いものを盗んでいってほしい。そうしたら、きっと日々の皆さんの負担が少し減ると信じている。
皆さんにこのセミナーを受けてもらい、感じてもらいたいのは
臨床というのは、もっと楽しく患者さんに寄り添えるものだということ。
わからないことに不安を抱き、そして自信をなくす必要はないのだ。
患者さんは経験年数なんて大して気にしていない。
むしろ、あなたがどれだけ真摯に目の前の臨床に取り組んでくれるかどうかだ。
あなたが真摯に取り組むためには業務姿勢を変えるのではなく
そのちょこっとの自信を身につけることだ。
その自信をぜひ、このセミナーで身につけて欲しい。
対象疾患
肩関節における治療のため、疾患は問わない。整形外科的疾患以外における肩関節治療時の注意点もセミナー内で説明する予定。
例)脳梗塞患者に対する肩関節モビライゼーションの効果はあるのか、ないか
重度糖尿病患者に対して肩関節モビライゼーションは有効かどうか
凍結肩に対する介入は徒手療法と運動療法、どのくらいの量を入れるといいのか
臨床でこんな悩みのある方はいませんか。
・評価後のアプローチの仕方に悩み、治療結果が出せない。
・触診技術が甘い。
・とにかく結果を出したい。
・筋骨格系の問題であるにもかかわらず、代償手段を先に考えてしまう。
・筋と筋膜の差を知りたい。
・アライメントを調整したい。
・解剖学、生理学、運動学が苦手だ。
・治療手段を少しでも身につけたい。
・実技をたくさんしたい。
・痛みを少しでも緩和させる技術を身につけたい。
・痛みがある方に対して筋トレだけをしてしまっている。
もし一つでも当てはまるのであれば参加をお勧めします。
セミナーで得られるスキルセット
肩関節痛に対する改善テクニック
上肢機能の質の向上
肩関節障害に対応する知識
脊柱との関連性を捉えるための戦略
講義内容
講義内容
1日目 (オンライン):
肩関節の基礎知識
構成要素
肩関節における見るべきポイント
肩関節評価時にはMMTはしなくていい
肩甲骨の解剖学と運動学
結滞動作の臨床運動学
脊柱と肩の関係性
脊柱の解剖学と運動学
肩関節におけるポジションごとの違い(1st/2nd/3rd)
2日目 (対面)
【評価】
肩関節ROM
脊柱ROM
full can test
empty can test
pain full arc
肩甲骨アライメント
上腕骨アライメント
鎖骨アライメント
脊柱アライメント
結滞動作の評価
【治療】
上腕二頭筋
上腕三頭筋
大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋
ローテーターカフ
脊柱起立筋
胸郭モビライゼーション
肩甲上腕関節モビライゼーション
肩甲骨下方回旋誘導
開催日程
日時: 2024/05/11 (土) 20:30 - 22:00
参加費: 外部決済 講師: 安齋将史
日時: 2024/05/18 (土) 14:00 - 17:00
参加費: 外部決済 講師: 安齋将史
概要
肩関節治療は、非常に奥が深い。肩関節というのは、複数の関節で構成されている関節な上に関節動作において隣接する関節が多い。となると、当然だが評価時には肩以外の部分もしっかりと評価しないといけない。
臨床で肩関節疾患に向き合う時、きっとあなたは多くの部位を評価してどのような状態なのかを細かくチェックするだろう。
ここで一つ、問題が発生する。
あらゆる部位を評価したのはいいが、それらをどうやって統合するかが問題だ。
すでに自分自身の臨床軸がある人は自信を持ってあらゆる場面で対応することができるだろう。
だが、臨床経験がまだ少ない1年目〜3年目、加えてそれ以降の年数の経験者でも一人職場だったりあまりスタッフ同士での臨床的なやり取りを忙しさからしっかりと取ることができない方もいるだろう。
そのような方々はきっと、こう思うはずだ。
”職場以外で、評価方法やその結果の解釈の仕方、そこから臨床にどうやって繋げるかまでをていねいに教えてくれる場所はないだろうか、、、”
この悩みを持つことは、何も恥ずかしいことじゃない。
現段階でどんなに優れているセラピストですら、なりたての頃は同じ悩みを持っていた。
ただ彼らは、ひたすらに自己研鑽をしていた。
机上だけじゃなくて、現場でインプットし、アウトプットした。
一つ一つの動作や現象、患者様から得られる情報すべてを逃すまいと必死になった。
そんな日々を過ごした結果、人よりも語れる部分が増えたのだ。
誰だって、わからないことはわからない。
その領域に長く携わっていればそれなりにわかることもある。
経験値頼りな部分もあるのが正直なところだ。
このセミナーもまた、その一つだ。
ただし、これだけは認識を間違って欲しくないのであらかじめ言っておく。
セミナーを受けたその日から鬼のように自己研鑽をしてくれ、というわけではない。
むしろ、日々忙しい業務の中でなかなか時間も取れない。
勉強しないといけないのはわかっているけれど、多くの時間を取れない。
取れたとしても、なかなか臨床に結びつけることが難しい。
そんな皆さんに届けたいと思っている。
講師がこれまでやってきたことを全て、皆さんに隠すことなくその評価から統合、治療までの過程をすべて明かす。そして、明日からの臨床ですぐに役に立ち、同じ勉強時間でも圧倒的に質の高いものを盗んでいってほしい。そうしたら、きっと日々の皆さんの負担が少し減ると信じている。
皆さんにこのセミナーを受けてもらい、感じてもらいたいのは
臨床というのは、もっと楽しく患者さんに寄り添えるものだということ。
わからないことに不安を抱き、そして自信をなくす必要はないのだ。
患者さんは経験年数なんて大して気にしていない。
むしろ、あなたがどれだけ真摯に目の前の臨床に取り組んでくれるかどうかだ。
あなたが真摯に取り組むためには業務姿勢を変えるのではなく
そのちょこっとの自信を身につけることだ。
その自信をぜひ、このセミナーで身につけて欲しい。
対象疾患
肩関節における治療のため、疾患は問わない。整形外科的疾患以外における肩関節治療時の注意点もセミナー内で説明する予定。
例)脳梗塞患者に対する肩関節モビライゼーションの効果はあるのか、ないか
重度糖尿病患者に対して肩関節モビライゼーションは有効かどうか
凍結肩に対する介入は徒手療法と運動療法、どのくらいの量を入れるといいのか
臨床でこんな悩みのある方はいませんか。
・評価後のアプローチの仕方に悩み、治療結果が出せない。
・触診技術が甘い。
・とにかく結果を出したい。
・筋骨格系の問題であるにもかかわらず、代償手段を先に考えてしまう。
・筋と筋膜の差を知りたい。
・アライメントを調整したい。
・解剖学、生理学、運動学が苦手だ。
・治療手段を少しでも身につけたい。
・実技をたくさんしたい。
・痛みを少しでも緩和させる技術を身につけたい。
・痛みがある方に対して筋トレだけをしてしまっている。
もし一つでも当てはまるのであれば参加をお勧めします。
セミナーで得られるスキルセット
肩関節痛に対する改善テクニック
上肢機能の質の向上
肩関節障害に対応する知識
脊柱との関連性を捉えるための戦略
講義内容
講義内容
1日目 (オンライン):
肩関節の基礎知識
構成要素
肩関節における見るべきポイント
肩関節評価時にはMMTはしなくていい
肩甲骨の解剖学と運動学
結滞動作の臨床運動学
脊柱と肩の関係性
脊柱の解剖学と運動学
肩関節におけるポジションごとの違い(1st/2nd/3rd)
2日目 (対面)
【評価】
肩関節ROM
脊柱ROM
full can test
empty can test
pain full arc
肩甲骨アライメント
上腕骨アライメント
鎖骨アライメント
脊柱アライメント
結滞動作の評価
【治療】
上腕二頭筋
上腕三頭筋
大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋
ローテーターカフ
脊柱起立筋
胸郭モビライゼーション
肩甲上腕関節モビライゼーション
肩甲骨下方回旋誘導
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講師プロフィール
今、SNSでは色々な言われ方をしている肩関節治療ですが、そもそもの 大前提を置き去りにしているパターンを見かけることが多いです。 それをしないと取り掛かりに時間がかかる関節だから、という理由も あります。 だからこそ、セラピストとして知っておきたいことと明日からの臨床で 自信をもって臨めるようになってもらいたいと思っています。 不安げな臨床ではなく、胸を張っていられるように一緒に学びませんか?
過去のセミナーへのレビュー
熊谷志泉
小泉徹悟
今までの薄い知識が深くなるとともに患者さんに対してのキューイング方法も教えて頂き臨床場面で実践...
齊藤大晟
触診、評価、治療と今までオンラインで学んでいたが対面で行うことでよりより深く学べてよかったです...
西角暢修
論文を見ただけではわからない評価方法の詳細や裏側が非常に面白かったです。こういうのがあると誤っ...
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