○概要
“ロルフィング”とは、“筋膜”へのアプローチを行い、ヒトの身体が本来持つ潜在能力や自然治癒力を引き出すため、動きの妨げになっている全身的な筋膜の捻れ、骨格の歪みなどを正しい位置に戻していくプロセスです。また、身体面だけではなく、クライアントの精神面とも向き合い、筋膜リリースを中心としたセッションを行うなかで信頼関係を築き、不調を改善していくプロセスでもあります。
理学療法士として病院勤務後、アメリカに渡り “ロルフィング”の資格を取得、帰国後ロルファーとして活動し、プロ野球選手のパーソナルトレーナーも務めた経験のある講師により、ハンズオンの技術をしっかりと高めていきます。
講師自身、医療現場に身を置いていた中で、昨今の医療現場やトレーニング業界、フィットネス業界で「筋膜」という言葉が聞かれる事が非常に多くなったなと感じています。そして、治療やトレーニングにおいて筋膜が救世主のように扱われ、様々な方法論が世に広まっています。そのような方向からみた筋膜というものは構造物としての一方面からのみ見られているような気がします。
欧米では、近年筋膜への研究は進んでいますが、まだまだわからない事の方が多い筋膜。しかしロルファーとして主に筋膜を扱っている中で、この組織には構造的な側面から見るだけではもったいないくらいの魅力が詰まっていると、日々感じています。
私が日々のセッションの中で筋膜の大切な役割の一つだと感じているのは「感覚器官としての筋膜」です。実際に2009年のFascia congressでは筋膜ネットワーク内には赤筋の10倍程の固有感覚受容器が存在するというのも科学的に証明されています。
本セミナーでは、参加者の方々の日々の活動に活かしていけるよう、筋膜の解剖・生理学的な部分をおさえた上でハンズオンの時間をしっかり取り、筋膜の層の違いやリリースされる際の感覚を感じて頂く事をメインとしながらも、ロルファーとしての身体の見方もシェアしていき、感覚器官としての筋膜に触れる事で全身にどのような影響が出るかということも参加者の方々の身体で感じて頂きます。
今回は、ロルフィングとも関連の深い、オステオパシー分野で発展した内臓マニピュレーションの技術を、臨床やスポーツ現場での施術に取り入れる事で、治療の質を高め、選択の幅を広げていく事を目的としています。
内臓マニピュレーションを通じてスキルのレベルを上げる事で、複雑な構造パターンの問題解決能力を高めていきます。
内臓マニピュレーションに興味はあったけど、内臓筋膜の触診の方法を習った事がないからわからない、筋骨格系だけのアプローチに限界を感じているという方はぜひご参加下さい。
詳細は下記URL先よりご確認下さい。
http://rolfing-roots.com/seminner
○プログラム
・神経リンパ反射点を用い、内臓へのアプローチをモニターする方法
・肝臓へのアプローチ
- 肝臓と横隔膜、腹腔との関係性
- 肝臓周囲の靭帯
・腎臓へのアプローチ
- 大腰筋、腰方形筋との関係性
- 骨盤、脚への影響
・大腸へのアプローチ
- 盲腸と周囲組織の関係性
- 上行結腸と周囲組織の関係性
- 横行結腸と周囲組織の関係性. 左右の深さの違い
- 下行結腸と周囲組織の関係性
- S状結腸と周囲組織の関係性
・小腸へのアプローチ
- 小腸と周囲組織の関係性
- 小腸と腰痛の関連
・腸間膜へのアプローチ
- 気管支、肋骨への胸内筋膜との関係性
- 心膜、胸骨、脊椎との関連
・膀胱へのワーク
- 小骨盤内との関係性
・頚椎へのアプローチ
- 内臓腔からの張力による、頚椎への影響
【タイムスケジュール】
両日
9:15~開場
9:30〜セミナースタート
18:30 セミナー終了予定
開催日程
日時: 2023/06/10 (土) 10:30 - 18:30
参加費: 外部決済 講師: 大橋 篤史
日時: 2023/06/11 (日) 10:30 - 18:30
参加費: 外部決済 講師: 大橋 篤史
○概要
“ロルフィング”とは、“筋膜”へのアプローチを行い、ヒトの身体が本来持つ潜在能力や自然治癒力を引き出すため、動きの妨げになっている全身的な筋膜の捻れ、骨格の歪みなどを正しい位置に戻していくプロセスです。また、身体面だけではなく、クライアントの精神面とも向き合い、筋膜リリースを中心としたセッションを行うなかで信頼関係を築き、不調を改善していくプロセスでもあります。
理学療法士として病院勤務後、アメリカに渡り “ロルフィング”の資格を取得、帰国後ロルファーとして活動し、プロ野球選手のパーソナルトレーナーも務めた経験のある講師により、ハンズオンの技術をしっかりと高めていきます。
講師自身、医療現場に身を置いていた中で、昨今の医療現場やトレーニング業界、フィットネス業界で「筋膜」という言葉が聞かれる事が非常に多くなったなと感じています。そして、治療やトレーニングにおいて筋膜が救世主のように扱われ、様々な方法論が世に広まっています。そのような方向からみた筋膜というものは構造物としての一方面からのみ見られているような気がします。
欧米では、近年筋膜への研究は進んでいますが、まだまだわからない事の方が多い筋膜。しかしロルファーとして主に筋膜を扱っている中で、この組織には構造的な側面から見るだけではもったいないくらいの魅力が詰まっていると、日々感じています。
私が日々のセッションの中で筋膜の大切な役割の一つだと感じているのは「感覚器官としての筋膜」です。実際に2009年のFascia congressでは筋膜ネットワーク内には赤筋の10倍程の固有感覚受容器が存在するというのも科学的に証明されています。
本セミナーでは、参加者の方々の日々の活動に活かしていけるよう、筋膜の解剖・生理学的な部分をおさえた上でハンズオンの時間をしっかり取り、筋膜の層の違いやリリースされる際の感覚を感じて頂く事をメインとしながらも、ロルファーとしての身体の見方もシェアしていき、感覚器官としての筋膜に触れる事で全身にどのような影響が出るかということも参加者の方々の身体で感じて頂きます。
今回は、ロルフィングとも関連の深い、オステオパシー分野で発展した内臓マニピュレーションの技術を、臨床やスポーツ現場での施術に取り入れる事で、治療の質を高め、選択の幅を広げていく事を目的としています。
内臓マニピュレーションを通じてスキルのレベルを上げる事で、複雑な構造パターンの問題解決能力を高めていきます。
内臓マニピュレーションに興味はあったけど、内臓筋膜の触診の方法を習った事がないからわからない、筋骨格系だけのアプローチに限界を感じているという方はぜひご参加下さい。
詳細は下記URL先よりご確認下さい。
http://rolfing-roots.com/seminner
○プログラム
・神経リンパ反射点を用い、内臓へのアプローチをモニターする方法
・肝臓へのアプローチ
- 肝臓と横隔膜、腹腔との関係性
- 肝臓周囲の靭帯
・腎臓へのアプローチ
- 大腰筋、腰方形筋との関係性
- 骨盤、脚への影響
・大腸へのアプローチ
- 盲腸と周囲組織の関係性
- 上行結腸と周囲組織の関係性
- 横行結腸と周囲組織の関係性. 左右の深さの違い
- 下行結腸と周囲組織の関係性
- S状結腸と周囲組織の関係性
・小腸へのアプローチ
- 小腸と周囲組織の関係性
- 小腸と腰痛の関連
・腸間膜へのアプローチ
- 気管支、肋骨への胸内筋膜との関係性
- 心膜、胸骨、脊椎との関連
・膀胱へのワーク
- 小骨盤内との関係性
・頚椎へのアプローチ
- 内臓腔からの張力による、頚椎への影響
【タイムスケジュール】
両日
9:15~開場
9:30〜セミナースタート
18:30 セミナー終了予定
留意事項
セミナーに関するお問い合わせ
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講師プロフィール
横浜南共済病院にて理学療法士として勤務後、アメリカコロラド州ボルダーに渡り、ロルフィングを学ぶ。 2016年7月より横浜市中区山下町にRolfing Studio Rootsをオープンし、トップアスリートや女優、アーティストを始め、運動歴のない一般の方まで幅広くロルフィングを提供すると同時に、医療従事者やボディーワーカー向けの筋膜リリースセミナーを開催し、正しい筋膜の知識・スキルの普及活動を行っている。
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