セミナー概要

開催日程

  • 日時: 2022/09/24 (土) 09:00 - 12:00

    参加費: 外部決済 講師: 長田悠路(おさだゆうじ)先生

    動作分析が苦手な人とできる人の違いは何だと思いますか?

    動作分析が苦手な人は、どうしていつまで経っても苦手なままなのでしょうか?

    資格を取って10年、20年経っている人でも苦手な人は山ほど存在しています。


    その理由はおそらく皆さんの想像通りです。

    ①特定の部分をどのタイミングで観察したら良いのか分かっていない

    ②何が異常か分かっていない

    この2つが理由です。

    この2つのポイントをおさえた上で、経験値を積み重ねることでしか、動作分析がうまくなることはあり得ません。

    臨床がうまくなっていく、どんどん成長していく人の特徴は?
    『よく学び、よく考え、よく行動する』

    このシンプルな答えに成長するためのポイントのすべてが含まれています。

    このセミナーの内容で、すべての動作、疾患を網羅することはできません。

    しかし、考えられる人になるためのヒントがたくさん詰まっています。

    このセミナーが、数カ月後、数年後に、皆さんの臨床を大きく変えるきっかけになることを期待しています。


    セミナー目次)
    1.​​関節運動学的に見た寝返りのパターン
    2.寝返り達成に必要な要件
    3.寝返りをバイオメカニクス的に見る
    4.寝返りの評価と治療
    5.実際の患者の寝返り動作を3 D で観察
    6.起き上がりの相分け
    7.起き上がり達成に必要な要件
    8.起き上がりの評価と治療
    9.実際の患者の起き上がりを3Dで観察


    ※全4回で基本動作、歩行、転倒予防などを総合的に学び、適切な評価とアプローチができるようになることを目指していただきます


    第1回:起立と歩行開始

    第2回:歩行とバランス

    第3回:転倒直前動作のパターン分類とその治療

    第4回:寝返りと起き上がり



    講師紹介)

    長田悠路(おさだゆうじ)先生
    (徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科講師)

    【略歴】
    ・2006年 川崎医療福祉大学 医療技術学部 リハビリテーション学科 卒業
    ・2006年~2015年 特定医療法人社団三光会誠愛リハビリテーション病院勤務
    ・2012年 ボバース上級者コース修了
    ・2012年 O.G.I.G(Observational Gait Instructor Group)Advanced class修了
    ・2015年~2018年 農協共済中伊豆リハビリテーションセンター勤務
    ・2019年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻福祉援助工学分野 博士(保健医療学)取得
    ・2018年 徳島文理大学 保健福祉学部理学療法学科 講師

    【受賞歴】
    ・2010年「心に残る演題賞」第15回回復期病棟連絡協議会研究大会
    ・2010年「大会奨励賞」第44回日本理学療法学術大会
    ・2019年「1st Place Poster Presentation Award」13th International Society of Physical and
    Rehabilitation Medicine World Congress

    【講師著書】
    ・2021年 バランス障害リハビリテーション(共著),メジカルビュー社
    ・2021年 脳卒中片麻痺の基本動作分析(単著),メジカルビュー社

    【筆頭査読有論文】
    長田悠路, 山本澄子,他. 脳卒中片麻痺患者の起立動作における運動学的・運動力学的評価指標. 理学療法学. 2012; 39 (3): 149–158.
    長田悠路, 渕雅子. 片麻痺患者が起立動作に失敗する運動学的・運動力学的特徴 : 動的バランス指標(Xcom)を用いた分析. 理学療法学. 2014; 41 (7): 399–406.
    長田悠路, 山本澄子,他. 健常高齢者の排泄後の殿部清拭動作の分析. 理学療法学. 2015; 42 (2): 98–104.
    Osada Y, Simabukuro M, et al. Development of an independent ambulation rating chart for post-stroke hemiplegic patients in the recovery stage: at what level is patients free to walk within rehabilitation ward. Japanese J. Compr. Rehabil. Sci. 2015; 6 : 143–150.
    Osada Y, Yamamoto S, et al. Sit-to-walk task in hemiplegic stroke patients: relationship between movement fluidity and the motor strategy in initial contact. J Jpn Phys Ther Assoc. 2015; 18 : 7–14.
    長田悠路, 渕雅子. 片麻痺患者が非麻痺側から歩き始めた場合と麻痺側から歩き始めた場合の動的バランスの違い. 理学療法科学. 2015; 30 (1): 41–45.
    長田悠路, 本島直之. ローラーを用いた上肢トレーニングが脳卒中片麻痺患者の肩関節運動に及ぼす影響. 理学療法学. 2017; 44 (1): 47–55.
    Osada Y,Motojima N, et al. Abnormal Gait Movements Prior to a Near-Fall in Individuals Following Stroke. Arch Rehabil Res Clin Transl. 2021;3(4): 100156.

留意事項

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講師プロフィール

・2006年 川崎医療福祉大学 医療技術学部 リハビリテーション学科 卒業 ・2006年~2015年 特定医療法人社団三光会誠愛リハビリテーション病院勤務 ・2012年 ボバース上級者コース修了 ・2015年~2018年 農協共済中伊豆リハビリテーションセンター勤務 ・2019年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻福祉援助工学分野 博士(保健医療学)取得 ・2018年 徳島文理大学 保健福祉学部理学療法学科 講師

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