☆新卒者割引キャンペーン対象セミナー☆
2022年3月に卒業したPT・OT・STは4月と5月のセミナーがすべて半額になります
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「足の痛み」と聞いて、皆さんはどのような疾患を想像しますか?
巷でよく聞くような「外反母趾」や、スポーツで生じやすい「捻挫(外側側副靭帯損傷)」といった疾患はイメージしやすく、また所見も得られやすいのではないでしょうか。
一方で、足根骨や足部筋群が細かく触診が難しい、痛みを訴える部位に圧痛など限局した疼痛がないため、病態考察に困った、どのようにアプローチしたらよいのか分からないといった境遇に陥ったことはありませんか?
整形外科疾患における疼痛へのアプローチの第一歩は、「疼痛の再現性」を得ることです。
まず圧痛を確認することが多いと思いますが、これもれっきとした疼痛の再現です。
しかし、圧痛だけでは、どの組織が痛みを出しているのか分かりません。
筋、腱、関節構成体、神経など、それぞれの組織に様々な方法で力学的負荷を加えることによって、疼痛が再現されてこそ、その組織に合わせた疼痛の回避方法が見つけられるのです。
また、よく足部の疼痛は扁平足と関連付けられることが多いですが、ただアーチをサポートするだけでは不十分です。
どのように各足根骨が動くのか、そして結果として疼痛を引き起こしている組織に対し、機械的ストレスがどのようにすれば加わらないようになるのか、ということを考えることが大切です。
この講義で学んでいただければ、上記を踏まえた上でのサポートが必要不可欠であるということを理解していただけるようになると思います。
本講義では、このような適切な評価を行うために必要な触診技術、各病態の評価から治療までの手順や治療方法についての思考と戦略を習得できることを目指します。
これをきっかけにご自身で、正しい評価とアプローチを見つけられるようになっていただければ幸いです。
【講義内容】
・足部の痛みをどう捉えるか
・アーチ低下・挙上のメカニズム
・有痛性足部疾患に対する評価
・問診
・治療までの流れ
・X線
・歩行時フットプリント
・理学所見
・圧痛
・筋の伸張時痛・収縮時痛の有無
・関節由来の疼痛
・知覚障害
・歩行時における足部アライメントの診方
・heel contact時の踵骨の接地状態
・インソールの目的
・踵部脂肪体由来の疼痛
・絞扼性神経障害
・足根洞症候群
・足根洞と骨間距踵靭帯
・疼痛発生機序
・Morton病
・中足骨頭部の解剖
・歩行時に伴う放散痛の発生機序
・シンスプリント
・シンスプリントの定義
・発生機序
・当院で扱ったシンスプリントのタイプ分類と足底挿板の成績について
・タイプ別足底挿板療法
・【エコー画像】足底腱膜炎
・【エコー画像】足底腱膜付着部の周辺解剖
・【エコー画像】短趾屈筋の短軸方向への柔軟性が必要
・【エコー画像】短趾屈筋と足底腱膜および母趾外転筋間の滑走
・【エコー画像】短趾屈筋と足底腱膜および小趾外転筋間の滑走
・【実技解説】母趾外転筋の足底腱膜付着部近傍における直接的な柔軟性改善
・【実技解説】小趾外転筋の足底腱膜付着部近傍における直接的な柔軟性改善
・【実技解説】短趾屈筋の足底腱膜付着部近傍における直接的な柔軟性改善
・【実技解説】運動療法
・(症例供覧)脛骨神経踵骨内側枝由来の踵部痛にMorton氏病を合併した1症例
・(症例供覧)後足部回内接地にて足根洞症候群を呈した1症例
・(症例供覧)第4中足骨基部疲労骨折に対し足底挿板が有効であった1症例
・(症例供覧)長趾屈筋が原因と考えられたシンスプリントの1例
など、その他多数
講師紹介)
講師:中宿 伸哉先生(医療法人慈和会 吉田整形外科病院リハビリテーション科 科長)
略歴)
2000年:平成医療専門学院理学療法学科卒業。
2000年:医療法人慈和会吉田整形外科病院リハビリテーション科入職。現リハビリテーション科科長。
2017年:中京大学大学院体育学研究科修士課程 修了(体育学修士)
所属学会)
整形外科リハビリテーション学会:理事、同学会認定指導員AA
日本足の外科学会
日本靴医学会
日本義肢装具学会
日本整形外科超音波学会
日本股関節学会
著書)
・関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹、下肢 メジカルビュー
・極める変形性膝関節症の理学療法 文光堂
雑誌)
・「スポーツ障害に対する運動療法 −下腿−」 臨床スポーツ医学
・「スポーツ外傷・障害の画像評価 −下肢 スポーツ障害におけるエコー画像の評価と理学療法」 臨床スポーツ医学
・スポーツ障害理学療法ガイド 考え方と疾患別アプローチ −アキレス腱付着部障害及び足底腱膜炎に対するインソール」 臨床スポーツ医学
・「肘関節の障害に対する運動療法の実際」 メディカルプレス 理学療法
開催日程
日時: 2022/04/09 (土) 07:45 - 08:00
参加費: 外部決済 講師: 中宿 伸哉 先生
日時: 2022/04/22 (金) 07:45 - 08:00
参加費: 外部決済 講師: 中宿 伸哉 先生
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「足の痛み」と聞いて、皆さんはどのような疾患を想像しますか?
巷でよく聞くような「外反母趾」や、スポーツで生じやすい「捻挫(外側側副靭帯損傷)」といった疾患はイメージしやすく、また所見も得られやすいのではないでしょうか。
一方で、足根骨や足部筋群が細かく触診が難しい、痛みを訴える部位に圧痛など限局した疼痛がないため、病態考察に困った、どのようにアプローチしたらよいのか分からないといった境遇に陥ったことはありませんか?
整形外科疾患における疼痛へのアプローチの第一歩は、「疼痛の再現性」を得ることです。
まず圧痛を確認することが多いと思いますが、これもれっきとした疼痛の再現です。
しかし、圧痛だけでは、どの組織が痛みを出しているのか分かりません。
筋、腱、関節構成体、神経など、それぞれの組織に様々な方法で力学的負荷を加えることによって、疼痛が再現されてこそ、その組織に合わせた疼痛の回避方法が見つけられるのです。
また、よく足部の疼痛は扁平足と関連付けられることが多いですが、ただアーチをサポートするだけでは不十分です。
どのように各足根骨が動くのか、そして結果として疼痛を引き起こしている組織に対し、機械的ストレスがどのようにすれば加わらないようになるのか、ということを考えることが大切です。
この講義で学んでいただければ、上記を踏まえた上でのサポートが必要不可欠であるということを理解していただけるようになると思います。
本講義では、このような適切な評価を行うために必要な触診技術、各病態の評価から治療までの手順や治療方法についての思考と戦略を習得できることを目指します。
これをきっかけにご自身で、正しい評価とアプローチを見つけられるようになっていただければ幸いです。
【講義内容】
・足部の痛みをどう捉えるか
・アーチ低下・挙上のメカニズム
・有痛性足部疾患に対する評価
・問診
・治療までの流れ
・X線
・歩行時フットプリント
・理学所見
・圧痛
・筋の伸張時痛・収縮時痛の有無
・関節由来の疼痛
・知覚障害
・歩行時における足部アライメントの診方
・heel contact時の踵骨の接地状態
・インソールの目的
・踵部脂肪体由来の疼痛
・絞扼性神経障害
・足根洞症候群
・足根洞と骨間距踵靭帯
・疼痛発生機序
・Morton病
・中足骨頭部の解剖
・歩行時に伴う放散痛の発生機序
・シンスプリント
・シンスプリントの定義
・発生機序
・当院で扱ったシンスプリントのタイプ分類と足底挿板の成績について
・タイプ別足底挿板療法
・【エコー画像】足底腱膜炎
・【エコー画像】足底腱膜付着部の周辺解剖
・【エコー画像】短趾屈筋の短軸方向への柔軟性が必要
・【エコー画像】短趾屈筋と足底腱膜および母趾外転筋間の滑走
・【エコー画像】短趾屈筋と足底腱膜および小趾外転筋間の滑走
・【実技解説】母趾外転筋の足底腱膜付着部近傍における直接的な柔軟性改善
・【実技解説】小趾外転筋の足底腱膜付着部近傍における直接的な柔軟性改善
・【実技解説】短趾屈筋の足底腱膜付着部近傍における直接的な柔軟性改善
・【実技解説】運動療法
・(症例供覧)脛骨神経踵骨内側枝由来の踵部痛にMorton氏病を合併した1症例
・(症例供覧)後足部回内接地にて足根洞症候群を呈した1症例
・(症例供覧)第4中足骨基部疲労骨折に対し足底挿板が有効であった1症例
・(症例供覧)長趾屈筋が原因と考えられたシンスプリントの1例
など、その他多数
講師紹介)
講師:中宿 伸哉先生(医療法人慈和会 吉田整形外科病院リハビリテーション科 科長)
略歴)
2000年:平成医療専門学院理学療法学科卒業。
2000年:医療法人慈和会吉田整形外科病院リハビリテーション科入職。現リハビリテーション科科長。
2017年:中京大学大学院体育学研究科修士課程 修了(体育学修士)
所属学会)
整形外科リハビリテーション学会:理事、同学会認定指導員AA
日本足の外科学会
日本靴医学会
日本義肢装具学会
日本整形外科超音波学会
日本股関節学会
著書)
・関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹、下肢 メジカルビュー
・極める変形性膝関節症の理学療法 文光堂
雑誌)
・「スポーツ障害に対する運動療法 −下腿−」 臨床スポーツ医学
・「スポーツ外傷・障害の画像評価 −下肢 スポーツ障害におけるエコー画像の評価と理学療法」 臨床スポーツ医学
・スポーツ障害理学療法ガイド 考え方と疾患別アプローチ −アキレス腱付着部障害及び足底腱膜炎に対するインソール」 臨床スポーツ医学
・「肘関節の障害に対する運動療法の実際」 メディカルプレス 理学療法
留意事項
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講師プロフィール
略歴) 2000年:平成医療専門学院理学療法学科卒業。 2000年:医療法人慈和会吉田整形外科病院リハビリテーション科入職。現リハビリテーション科科長。 2017年:中京大学大学院体育学研究科修士課程 修了(体育学修士)
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熊谷志泉
小泉徹悟
今までの薄い知識が深くなるとともに患者さんに対してのキューイング方法も教えて頂き臨床場面で実践...
齊藤大晟
触診、評価、治療と今までオンラインで学んでいたが対面で行うことでよりより深く学べてよかったです...
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