【テーマ】食事と姿勢の基礎知識
~トータルケアから考える食事姿勢の視点について~
【日 時】2022年2月11日(金)
20:00~21:30(90分)
【場 所】ZOOM
【参加費】無料
【詳 細】www.ashitokarada.support
【講 師】作業療法士 山口和彦先生
〇医療法人昭友会 埼玉森林病院
〇NPO法人皆実 障害福祉サービス事業所
ほりほっく(生活介護)
〇姿勢・活動ケア研究会
分野:精神科身体合併疾患、精神科急性期医療
【研修会概要】
「食事姿勢」というテーマで考えると、座位のみに意識が向きがちになると思います。
例えば、姿勢が傾いている側にクッションを入れる、 反り返りが 強いからリクライニング を かけるなどの対応をすることは 、 現場でよく見る光景だと思います。
しかし、このような対応をすることで、 逆に姿勢が悪くなってしまった、対象者が苦しそう、窮屈そうにしているなどの様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか? 特に介助度が重度(例:寝たきりに近い状態)になるほど、車椅子座位は不良姿勢になっている方が多い状況下にあります。
これらの原因の一例として は、 不良姿勢による筋緊張の 高まりで筋肉の柔軟性が低い 状態にある こと 、これに関連して 体表面の 皮膚が 硬くなり、 背シートや 座シート の接地面に対して身体が馴染んでいないこと など が挙げられます。
実は、これらの 寝ているときや座位における不良姿勢 が起こる背景には 、 疾患の特徴の他に、寝具、介助方法 (例:身体の触れ方・移乗方法 、身体に合わない車椅子の使用 などの環境面が密接に関連していることが 多くあります 。
このように考えると、「食事姿勢 の成り立ちは 、 トータルケアで考える 予防の 視点 」が 重要であり、「不良姿勢を 防ぐ のも、作り出すのも私たち 介助者を含めた環境因子 」 が大きく関連していることが分かり 、対象者の姿勢と動きに配慮した支援を 意識 していくことが、 結果的には 食事姿勢の土台 作りにもなることを日頃の臨床で 実感 しています。
『 食支援 』 となると、様々な視点での介入が必要であり、知識、技術的にも一人で解決することは非常に困難です。
今回の研修では、 当日に参加をされる皆さまと分からないことは 一緒に 考えてい くことで、 「多職種協同での情報交換の場」にもなれば幸いに思います。 当日は宜しくお願いします。
開催日程
日時: 2022/02/11 (金) 20:00 - 21:30
参加費: 外部決済 講師: 山口和彦
セミナーに関するお問い合わせ
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講師プロフィール
【講 師】 作業療法士 山口和彦先生 〇医療法人昭友会 埼玉森林病院 〇NPO法人皆実 障害福祉サービス事業所 ほりほっく(生活介護) 〇姿勢・活動ケア研究会 分野:精神科身体合併疾患、精神科急性期医療
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