セミナー概要
嚥下障害にどう向き合えば良いのか悩んでおられないでしょうか?
私達にできることは少ないと感じていないでしょうか?
今回の講義を通して、私達にできることはたくさんあるんだと気づいていただければと思っています。
嚥下障害の原因は多岐にわたります。
嚥下障害のリハビリテーションは、球麻痺や仮性球麻痺の他、呼吸、姿勢、上肢機能、栄養、食物など様々な要因について考える必要があります。
つまり多職種と連携し、同じ目標にチーム一丸となって、それぞれの役割を果たすことが何よりも重要です。
また嚥下障害を咽頭や喉頭などの局所性嚥下機能障害と捉えるのではなく、全身の機能の一部として評価・介入することが重要になります。
高齢者の嚥下障害では、フレイル・サルコペニアなどの骨格筋機能障害に神経学的な異常が合併しているという視点を持つことも大切です。
低栄養に伴う骨格筋機能障害と疾患特有の姿勢調節障害により嚥下障害が発生します。
講師の内田先生は嚥下障害のリハビリテーションについて、分かりやすく、丁寧に教えてくださいますので、知識が不十分だと感じていたとしても、安心してご参加ください。
皆様が今回のセミナーを通して、自分にもできることはたくさんあるんだ、明日からやってみようと思っていただければ大変嬉しいです。
「9月19日(日)脳卒中片麻痺患者に対する嚥下リハビリテーション」
と合わせて学ぶことで、より理解が深まるのでぜひ一緒に学んでみてください。
セミナー内容
「姿勢・呼吸を加えた嚥下機能評価(サルコペニア・フレイルを含む)」
1.正常嚥下のメカニズム
2.身体運動と嚥下機能の関連性
3.加齢に伴う嚥下機能障害
4.サルコペニア嚥下障害
5.臨床で使える嚥下機能評価(姿勢・呼吸の関係からみる嚥下評価)
6.嚥下音を用いる嚥下機能評価
7.異常姿勢と嚥下機能障害
8.総括
【内田学先生のセミナー一覧】
7月23日(金・祝)姿勢・呼吸を加えた嚥下機能評価(サルコペニア・フレイルを含む)
9月19日(日)脳卒中片麻痺患者に対する嚥下リハビリテーション
※特記事項
◇復習用動画について
視聴期間2週間。セミナーから4日後までにパスワード発行、視聴用ページURLをメールで通知。