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疼痛リハビリテーション<福岡開催> -基礎から臨床展開まで-

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セミナー概要

世界的「疼痛」の権威である<ロリマー・モズリー>氏によるセミナー「PAIN(痛み)」を2020年6月13日(土)~14日(日)に開催致します。
開催に先立ちまして、今回、日本の「疼痛」の臨床家・研究者として著名なお二人の先生に、より深く理解するための予習となる講義を各地でご解説いただきます。
 本セミナーでは、モズリー氏の唱える多面的な「痛み」のメカニズムについての根幹を理解するため、「疼痛の一般的な内容と中枢神経系の変調に対する介入」及び「症例を診る上での流れや必要な知識」についてご解説いただきます。
※予習講義受講者は6月開催の「PAIN」セミナーを優待価格で先行予約ができます。
※「PAIN」の詳細は来年1月頃に開示予定です。

【講義内容】
★第一講義:「疼痛リハビリテーションに必要な知識、評価」
講師:西上智彦<にしがみともひこ>
   (甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 准教授)
これまでは,構造の変化や機能障害による結果として疼痛が生じると考え、治療プログラムを立案してきたと思います。慢性疼痛は器質的問題にその要因があると考える生物医学モデルではなく、不安、抑うつ、破局的思考、運動恐怖などの心理的要因や、労働状況、家族状況、経済状況などの社会的要因などが複雑に絡む生物心理社会モデルで捉えることが提唱されています。このような医学的に説明できない疼痛は慢性期だけでなく、急性期においても生じる可能性があります。例えば,観血的手術後に強い疼痛を訴え、結果的に慢性疼痛に移行した症例を経験したことがあるかもしれません.今回、まず、基本的な疼痛のメカニズムを概説します。次に、筋骨格系障害疼痛に必要な評価(スクリーニングツールや破局的思考、運動恐怖、身体知覚異常などの評価)を紹介します。最後に、治療アプローチ(術後疼痛に対する日記を用いたアプローチ、Cognitive Functional Therapy、破局的思考・運動恐怖・身体知覚異常などを有する筋骨格系障害に対する治療、慢性痛症例に対するペーシング)を症例を交えながら紹介します。最終的な目標として、評価から治療法を選択できることとしています。

★第二講義:「臨床での痛みの評価と治療-関節痛・腰痛を中心に-」
講師:田中 創<たなかそう>
   (福岡整形外科病院)
運動器疾患における痛みの要因は、器質的因子から広義の神経科学的因子まで多岐に渡ります。そのため、近年では痛みそのものを治療するという概念に加え、痛みをトータルに“management”するという概念が重要であると指摘されています。その痛みのmanagementのためには、対象者が持つ痛みの性質をいくつかの特徴からClassification(分類)していくことが推奨されています。特に、非特異的腰痛におけるClassificationでは、痛みの性質だけでなく、機能的因子や精神心理社会的因子まで含めた多様な視点から様々な分類方法が提唱されています。しかし,関節痛に対するClassificationについては、痛みの性質自体の不明瞭さから、理学療法に応用するだけの充分な分類が提唱されているとは言い難い状況です。そこで、我々は自験例から理学療法初期評価時の関節痛(膝OA)を4つのサブタイプに分類しました。また、関節痛に対する理学療法の効果を予測するためのClinical Prediction Rules: CPRs(臨床予測ルール)を開発し、臨床応用しています。本研修会では、関節痛における分類やCPRsの詳細について解説し、臨床での活用法について紹介いたします。また、痛み(腰痛・関節痛)が運動適応や運動制御に及ぼす影響を解説し、それらに対する具体的な評価や治療について、実技やデモを通してご紹介いたします。

【概要】
■ 痛みの処理機構(近年の痛み領域のトピックス)
■ 非特異的腰痛のClassificationと評価・治療戦略
■ 関節痛(膝OA)のClassificationと評価・治療戦略
■ 関節痛に対する理学療法の効果を予測するためのCPRsの活用
■ 痛み(腰痛・関節痛)による運動適応と運動制御
■ 臨床における痛みの評価・治療戦略

<認定理学療法士制度ポイント認定講座について>
当セミナーは公益社団法人 日本理学療法士協会の認定理学療法士制度
ポイント認定講習会・研修会の認証セミナーとして申請中です。
本セミナーは該当受講者様の申請により、5ポイントの履修ポイントが得られる予定です。
認定領域:運動器
※協会へのポイント申請には、受講後にお渡しする「受講証明書」が必要となります。

講師プロフィール

田中 創

福岡整形外科病院
リハビリテーション科 主任

整形外科分野での理学療法を専門にしています。特に、痛みについての研究を行っており、臨床・学術の両面から、評価・治療に役立つ痛みの情報をお伝えしていければと思います。

主催者プロフィール

ジャパンライム株式会社

主催者への質問

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