セミナー概要
【概要】
臨床でこんな悩みを持っていませんか??
○作業療法士なのに理論を介した手指・手関節の評価ができない。
○手の浮腫に対して悩んでいる。
○手根骨が細かすぎて評価しきれない。
○分離、共同運動の違いはわかるけども、それをどこまで評価をしていいかわからない。
○握力、ピンチ力の測定結果だけで訓練内容(グリップ訓練、ピンチ訓練など)を決めてしまいがち。
○拘縮の病態の分類が曖昧で評価に苦しむことがある。
○制限があるから手指の関節可動域訓練をするといったアセスメントになってしまう。
○手指の関節可動域をTPDだけで判断してしまう。
○実は手内在筋のMMTの結果を自信を持って伝えることができない。
○末梢神経障害の評価が難しい。
○理学療法士、言語聴覚士なので手指・手関節に苦手意識がある。
もし一つでも当てはまるのであれば参加をお勧めします!!
このセミナーに参加することで得られること
○手指・手関節に対しての評価の仕方を身につけることができる。
○関節に対するアプローチを自信を持って提供できるようになる。
○関節可動域制限のある方に対して、闇雲に関節可動域訓練をしなくてすむようになる。
○MMTの結果を自信を持って伝えることができるようになる。
○手に対するアプローチの重要性を知る・実践することができるようになる。
○解剖学を理解してアプローチすることができるようになる。
基礎的な評価から治療プログラムを立案できるように機能解剖、生理学、評価の仕方中心のセミナーとなっております。もちろん、治療のテクニックなどもお伝えはしますが、評価ありきの治療です。
*今回はスプリントを作製するための評価ではありません。分野は問いませんが、脳科学の分野ではなく筋骨格系の評価を主体に
話しを進めさせて頂きます
【講義内容】
①手指、手関節、前腕(一部)の機能解剖について
評価に入る前に機能解剖を理解する必要があります。各関節、手根骨の動きの特徴などについて説明していきます。
②評価
浮腫、血行、瘢痕、末梢神経、筋力、握力、ピンチ、知覚、疼痛、関節可動域、拘縮、骨のアライメント
*それぞれの項目についてポイントを説明していきます。
③日常生活における手の使い方
摘み(つまみ)などの手の使い方を学んでいきます。
④治療modality&procedure
既存のリハビリテーションで行われている治療の紹介説明をします。
⑤徒手テクニック&自主訓練テクニック(実技)
・各関節モビライゼーション
・各筋・筋膜リリース
・腱グライティングエクササイズ
・ペアへの治療(箸動作実施)
*進行状況によってセミナー内容が前後することがあります。その点、ご理解頂ければと思います。