私の治療観③ 「原因についてどう考えるか?」

前回は治療について考えるをテーマに、「何でもよいが、どうでもよくないとい」う私の治療法の選択に対する考え方をご紹介いたしました。今回は、原因についての私の考え方をご紹介いたします。原因の追求が大切であることは誰もが納得するところだと思いますが、何が原因かに関しては諸説が多く、人によって意見が分かれるところでもあります。

そもそも、下記に示すように、ある原因はひとつ前の原因の結果であり、現在という結果に至るには、複数の要因が関与しています

結果 ←  原因・結果  ←  原因・結果  ←  原因・結果

例えば、肘が痛いという患者さんがいた場合、その肘の痛みの原因の前には
  ⇒ 肩の機能障害が原因
  ⇒ 肩の使い方が原因
  ⇒ 使い方をする環境が原因
  ⇒ そのような環境に身を置いたことが原因

 さらに深めると
  ⇒ そこに身を置いた生い立ちが原因
  ⇒ ~ ⇒ 生まれたことが原因
  ⇒ ~ ⇒ 両親が出会ったことが原因
  ⇒ ~ ⇒ 両親が生まれ育ったことが原因
 
 さらにさらに
  ⇒ ~ ⇒ 地球ができたことが原因
  ⇒ ~ ⇒ 宇宙ができたことが原因

このように突き詰め手考えると真の原因には果てがなく、あらゆる現象が結果であるといえます。
したがって、私の原因についての考え方のまとめとしては、
「原因」とは、クライアントの問題解決や環境への適応を目的として、それを達するため要因となるある段階での「結果」を、実用的な観点から便宜的に表現したものとする。 個々の立場や考え方、視点によって原因についてのさまざまな見解が存在するのもその証拠ではないかと考えています。

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